最近メディアでは来年iPadには更に新しいサイズ、10.5インチのファミリーが増える、という噂が流れている。そして現在のところ、来年の3月に新しく『iPad mini 5』或いは『iPad Pro mini』が登場するのではないかといわれている。以下にこれまでの噂をまとめてみた。
『iPad mini 5』か、または『iPad Pro mini』か?
University Heraldによると、iPad mini 5は『iPad Pro mini』という名称になるかもしれないとされ、HNGNによるとその価格帯はiPad mini 4と合わせられ、32GB Wi-FI版の販売価格は379ユーロ(約45,168円)、32GB Cellular(セルラー)版が499ユーロ(約59,469円)になるとされている。
『iPad mini 5』の噂は色々
ただ、現在全てのApple製品が全体的に値上げされていることから、2017年の新型iPadは値上げされるのではないかという見方もある。iPad mini 5ではiPad mini 4よりも更にシャーシの耐久性を向上させるためにiPhone 6s/iPhone 7シリーズと同様の7000番アルミ合金が用いられるという。外観デザインはiPad mini 4と同様となり、7.9インチのRetinaディスプレイが採用されるのではないかとみられている。また少なくともA9チップ、そして3GBのRAMが搭載されるのではないかとされている。
またその他のスペックに関しては、3D Touchに対応している、Apple Pencilをサポート、またバッテリー持続時間が更に伸びるなどの噂がある。
『iPad Pro』シリーズは3サイズ展開になるという情報も
University Heraldによると、iPad Pro 2シリーズは、9.7インチ(従来)、10.5インチ(新)、12.9インチ(従来)の3展開になるかもしれないともいわれており、iPad mini 5とは別で来年3月に発表される可能性もあるといわれている。
なお新しいiPad Proの仕様の噂としては、ベゼルレスに近くなるか少なくとも現行iPad Proモデルより更に狭くなり、12.9インチiPad ProはTrue Toneでワイドカラーディスプレイとなり、4チャンネルの環境光センサーが搭載されるというものがある。またミドルサイズには、10.9インチのベゼルレスディスプレイが搭載されるという情報もある。
噂に過ぎないが、iPad Pro 2の12.9インチは32GBが799ドル(約89,557円)、128GBが949ドル(約106,370円)、256GBが1099ドル(約123,183円)になるとみられている。
画蛇添足 One more thing…
もし来年3月発売モデルの名称がiPad Pro miniになるのであれば、iPad miniのサイズに拘る必要がなくなるため、10.5インチになる可能性がある。また外観デザインもiPad Proと同様になる可能性があるのではないだろうか。もしくは、iPadはiPad Proライン3種類と、iPad miniライン1種類のの2ライン構成になるのかもしれない。Proと名前を付けるだけで価格が上げられるのでAppleとしてはやりたいところだろう。
更に気になるのはiPhone 7で廃止されたヘッドフォンジャックの廃止だ。MacBook Proからは取り除かれなかったが、iOSモバイルデバイスは今後Appleはヘッドフォンジャックを統一して廃止していく可能性もある。
いずれにせよ、現在iPad、iPad Pro、iPad miniが混在している状況に、更に10.5インチが加わると正直ラインナップが多すぎてわけがわからなくなる。デベロッパーも開発が大変だ。そろそろ整理が必要ではないだろうか。。
(記事情報元:University Herald)