M is for Marshmallow(マシュマロ)。
毎回Androidのバージョンがアップデートされるたびに、Googleは甘い甘い名前をつけている。カリフォルニア州サンタクララ郡マウンテンビューにあるGoogle本社のガーデンには、また1つ彫像が加わった。そして今朝、Android開発担当のDave Burke副社長がTwitter上でAndroid Mの正式名称を暴露したのだ。
Android 6.0 最終プレビュー版もリリース
その後、GoogleのオフィシャルブログもSDK開発ツールをアップデートし、Android Marshmallowのバージョン番号を正式に6.0とした。プレビュー版3.0も既にリリースされ、これはAndroid 6.0正式版リリース前の最後のプレビュー版となる。今後Android 6.0正式版は最新のNexusと共にリリースされるものとみられる。
Android Authority の報道によれば、最新のプレビュー版はこれまでと大きく目に見える変化はないものの、新システムのデフォルトの壁紙が9枚ほど更新されているという。こちらからダウンロード可能だ。
Android Marshmallow=Android 6の新機能・新特性
Android 6.0正式版がリリースされる前に、Android Marshmallowの新しい機能や特性についておさらいしてみよう。
- 【アプリの権限管理】
サードパーティのアプリでよく見られるアプリの権限管理機能が、とうとうオフィシャルのものとなった。実はAndroid 4.4でも隠された設定の中で既に実現していた機能だが。 - 【Web閲覧UXを改善】
Chromeのカスタムページで、アプリのリンクでChromeブラウザのカスタマイズ機能を使えるようになった。最新のChrome Custom Tabs機能で、Chromeが直接アプリ上で動作するようになった。 - 【アプリリンク】
アプリ同士のリンクのことで、これによってアプリ同士のコミュニケーションを改善し、どのようにジャンプするかを決定することができる。つまりあるアプリからとあるボタン等をタップして違うアプリに移動するときに、どのページに飛ぶということができるようになるということだ。そしてこの機能は上記のアプリの権限管理機能と共に使わなくてはならない。 - 【Android Pay】
Google Walletが既にリリースされていたが、これはモバイルペイメントの支払需要に対応できていなかった。単独でリリースされたAndroid PayはNFC対応の端末で支払い可能となる。 - 【指紋認証】
OSレベルで指紋認証機能をサポート。端末のロック解除やGoogle Playストアでの購入、Google Payでの使用が可能となり、そしてサードパーティアプリへのAPIも提供される。 - 【バッテリー持続時間の改善】
OSレベルでバッテリー持続時間を改善する、”Doze”というバッテリー残量管理システムを導入。バックグラウンドアプリのバッテリー使用量を制限することができる。これは従来のメーカーが導入しているバッテリー管理方式と類似しており、アプリのプロセスに対して管理が可能となる。
画蛇添足 One more thing…
個人的にはマシュマロといえばこれ。。
マシマロは関係ない。本文と関係ない。。
記事は以上。
(記事情報元:iFanr)