アメリカ合衆国のドナルド・トランプ（Donald Trump）大統領が現在使用しているのはiPhoneだ。オバマ前大統領がBlackberryを使っていたのとは対照的でもある。さてそんなトランプ大統領のiPhoneには唯一、サードパーティのアプリがインストールされている。それは何だろう？
勘のいい人は気づいているだろう。。そう、トランプ大統領が大好きなあのソーシャルネットワークアプリ・・・
Twitterだ。
Axiosの報道によると、ホワイトハウスの職員が密かに明かしたところによれば、トランプ大統領は少しは休憩時間が欲しいと要求しているようだが、ホワイトハウスの職員はわざとトランプ大統領に仕事を多く押しつけているという。その目的は、トランプ大統領に少しでもテレビを見たり、Twitterで発信する時間を作らせないためだという。
大統領選挙を勝ち抜き、大統領に就任してからも、トランプ氏はまだTwitter上で過激な言論を繰り広げていて、外部からの争議を招いてしまっている。ただ現在トランプ大統領は外遊中で、またホワイトハウスの職員の策略はある程度功を奏しているといえる。
今のところ、トランプ大統領が他のアプリを消したのか、またセキュリティ関連の要員がトランプ大統領の所有するiPhoneに他のアプリを入れることを阻止しているのか、それともTwitterに関してだけは誰かが許可したのか、この辺りははっきりしていない。
なお今年3月に、Business Insiderの報道で、トランプ大統領はセキュリティの問題でAndroid端末の使用をやめてAppleのiPhone陣営に入ったことが伝えられていた。現在使用しているのは最新のiPhone 7で、当然ながらその端末は米国シークレット・サービスによる「特注版」だという。
ということは、やはりトランプ大統領の意志では簡単にアプリのインストールや削除はできなくなっているのだろう。
ちなみにドナルド・トランプ大統領の公式Twitterアカウントはこちら。アカウント名の頭に「real」をつけているところがなんだかかわいい。
記事は以上。
（記事情報元：Axios、CNBC、Business Insider）