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アメリカでは大人気!Apple Pay、昨年の取引量が前年比50%成長

AppleはモバイルペイメントサービスApple Payについて細かい情報は出していないが、マーケティング機構のTXNが300万人を超える消費者のクレジットカードの取引記録の分析を行った結果、2016年のApple Payの取引量が前年比50%以上増加したことが分かった。

小売りチェーンでのApple Payの使用率は2%を超えるところはない

TXNによれば、アメリカのApple Payユーザで最も使われている小売りチェーンは、ドラッグストアのDuane Readeと、食品スーパーのWhole Foodsで、Apple Pay全体の取引量のそれぞれ1.8%と1.7%を占める。ただ、その他の小売りチェーンのApple Payでの取引量シェアはどこも1%を超えていないという。

 

アプリやウェブサイト上の利用の方が多い

Apple Payの取引の中ではモバイルアプリやウェブサイト上での取引の割合の方が大きく、HotelTonightのApple Payの取引量は3.4%にもなり、次に食品宅配サービスのCaviar、PostmatesとDoorDashというように続いているという。

 

公式発表はないが、Apple Payの使用率は増加している

Appleは最近、アメリカの35%の小売商が既にApple Payをサポートしていると発表している。Apple Payの主任は取引量などに関するデータを明らかにすることを拒絶しているが、Appleのティム・クック(Tim Cook)CEOは去年10月の会計年度第四四半期の財務報告会議で、Apple Payの取引量は2015年の同期比で500%増加したと語ったことがある。

 

画蛇添足 One more thing…

ちなみに中国では既にモバイルペイメントのAlipay(支付宝)と微信支付が普及していて、Apple Payを使うにはお店側がUnion Pay(銀聯)のQuick Pass(閃付)に対応した機械を導入していないとできないこともあり、正直ほとんどの実店舗が対応していないのが実状で、使われているのは恐らくスターバックスコーヒー(星巴克咖啡)くらいではないかと思われるほど。

中国でのApple Payの普及は遠いかもしれない。。そして日本もSuica以外は苦戦している気がする。

記事は以上。

(記事情報元:9to5Mac

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