記事更新時点でのApple次世代iPhone【iPhone 7】の噂をまとめてみた。
iPhone 7には外観デザインの一新が望まれていた、、が。。。
iPhone 6sがリリースされた後、多くの人がiPhone 7ではデザインの一新を望んでいた。なぜならiPhone 6sもiPhone 6と同様醜いDラインとカメラの突出という2つの欠点を持っていたからだ。
iPhone 7のシャーシ外観
昨日3月14日に暴露されたiPhone 7のものとされるシャーシのCADレンダリング図面では、iPhone 7はiPhone 6/6sのデザインを踏襲し、Dラインは少なくなったものの、外観は醜いままだ。
なお、当ブログでは日本のブログやテック系メディアの中でも最も早くこのリーク情報をお伝えした。
先ほど次世代iPhone【iPhone 7】の旧型のデモ機に使われていたデュアルレンズカメラがリークしたばかりだが、今度はリーク情報では定評のあるフランスのメディアNowhereElseより、【iPhone 7】のものとされるシャーシのCADレンダリング図面の隠し撮り写真がリークした!中国の工場からのリークと思われる。 iPhone 6/6sとあまり変わらず?iPhone 7シャーシのCAD図面隠し撮り写真がリーク! - 小龍茶館 |
iPhone 7のデモ機からは既に背面には白いアンテナラインが消えているという。しかしトップとボトムのラインは残っているようだ。
iPhone 7の厚さは更に薄くなっていて、6.2mmかそれより少し厚くなるもようだ。
iPhone 7のシャーシ材質
iPhone 7にはiPhone 6sと同様のアルミ合金が使われるという情報の他、これまでとは違う材料が使われるという噂もある。ガラスが使われるという情報や、ジルコニウムが含まれたセラミックが使われるという情報もある。このセラミックは非常にひっかき傷に強いが、量産がしにくいのが難点とされている。
ただし、セラミック筐体は先日中国のスマホメーカー小米(シャオミ、xiaomi)がフラッグシップモデルmi5で実現しているため、既に世界最速というわけでもなく目新しさはない。
3.5mmのイヤホンジャックは廃止?
デモ機で確定できたと言われているのは、3.5mmのイヤホンジャックがなくなっていることで、コネクタはLightningのみとなっているということだ。
これによって、Appleはもしイヤホンをセットでつける場合はLightningによる有線のイヤホンか、或いはBluetoothによる無線タイプのイヤホンにするしかないということになる。
ホームボタンは存在するが、物理ボタンではなくなる?
iPhone 6s/6s Plusから3D Touchという名前で感圧パネルが導入されたことから、AppleはiPhone 7ではホームボタンをなくすともいわれてきた。どうやらiPhone 7ではホームボタンそのものはなくならないようだが、これまでの物理ボタン式から、平面に感圧パネル式のホームボタンを搭載する可能性がある。
ただ、そうなるとTouch IDはどうなるのかという疑問も湧いてくる。
カメラはシングルレンズとデュアルレンズの2種類?
iPhone 7の4.7インチ版はシングルレンズでしかもiPhone 6/6sと同様突出しており、画素は1200万画素のままという。しかしiPhoneの組立工場であるフォックスコン(Foxconn)でテストされているデモ機では、5.5インチ版はデュアルレンズ設計となっているようだ。
iPhone 7の旧デモ機デュアルレンズ部品リークについてはこちらの記事参照。
iPhone 7のリリースまであと半年。。というところで、とうとう初めて"現物"の部品がリークした。中国版Twitter、ウェイボー(Weibo、微博)のユーザ@Kang________氏が暴露したのは、以前iPhone 7のデモ機(テスト機)のものとされるデュアルレンズカメラの部品だ。1つは大きく、1つは小さいというもので、横並びになっている。なお、手に入れたのは本人ではなく親友だとのこと。 iPhone 7に搭載予定だった?旧型テスト機版デュアルレンズ部品の写真がリーク - 小龍茶館 |
iPhone 7は防水設計に?
フォックスコンでテストされているデモ機のSIMカードトレイにはゴムパッキンが施されているといい、これは間違いなく防水のための措置と思われる。一説ではiPhone 7はIP67級の防水が施されるとされており、サムスンのGalaxy S7のIP68に比べ少々劣る程度だという。
iPhone 7のSoC(メインプロセッサ)
iPhone 7は現行のiPhone 6s/6s PlusのA9チップよりも強力なA10チップが採用されるとされている。これは間違いないだろう。
当ブログでもA10がA9よりどれだけ性能アップするのかについて記事を書いている。
Appleは来る3月22日(現地時間3月21日)の2016年最初の"スペシャルイベント"で、正式に新しいiPhone、あの噂の4インチiPhone【iPhone SE】を発表するのではないかとみられている。そして半年後に迫った今年秋には次世代iPhone【iPhone 7】の販売が控えているとみられる。 Appleの【iPhone 7】に搭載されるA10チップは、iPhone 6sのA9よりもどのくらい速い? - 小龍茶館 |
iPhone 7のディスプレイ
ディスプレイについてはLCD(液晶)が用いられ、噂の有機ELディスプレイはiPhone 7に搭載されるにはまだ時期尚早のようだ。
有機ELへの投資はまだ各国のメーカーがおそるおそる行っていて、まるで投機ゲームのようになっている。
iPhone 7のバッテリー
上のリーク画像によれば7.04Whrとなっているが、この画像が間違いなくiPhone 7に採用されるかどうかはもちろん今のところ不明。ちなみに7.04WhrはiPhone 6の7.01Whrとほぼ同等ということになり、iPhone6sの6.61Whrよりも大きくなっている。
iPhone 7の4.7インチ版のバッテリー容量は1,735mAhとされていて、5.5インチ版については今のところ不明。ただバッテリー持続時間は恐らく現行のiPhone 6sと大差はないと思われる。
各種デモ機によって仕様が異なる。。まだまだテスト段階
現在はまだiPhone 7はテスト段階で、多種多様のデモ機が作られているようだ。iPhone組立委託先工場によってもバージョンが異なっているようだ。
例えば、ペガトロン(和碩)傘下の上海昌碩ではシングルレンズ、深圳のフォックスコンではデュアルレンズだという。またペガトロンではDラインが残っているのに対し、フォックスコンのものはDラインが全くないという。しかし全体的に見ると大差はないという。
iPhone 7の以上の情報はまだまだ最終決定ではない
これまでの情報をまとめてみたが、まだ3月ということもあり、AppleはまだiPhone 7の仕様を最終決定していないと思われる。上記の情報はほとんどが各種のデモ機からの情報の可能性があり、まだまだ情報が変わっていく可能性がある。例年、5月くらいにはだいたい固まってくるということなので、更なるリーク情報が出てくるのを待ちたい。
記事は以上。
(記事情報元:cnBeta)