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初代iPhoneのデザイナーで最も優れたベテランのChristopher StringerがAppleを辞職

The Informationの報道によると、Appleの最も優れたベテラン工業デザイナーの一人、Christopher Stringer氏が、21年間勤めたApple社を退職したという。彼が年齢による退職となったのか、また別の原因があったのか、また他の会社に入ったのかどうかについて、報道は明らかにしていない。

左の長髪の人がChiristopher Stringer。Photo by Apple Insider

結束が固く人の入れ替えが殆どなかったAppleデザインチーム

Appleのデザインチームはメンバーも比較的安定しており、また会社への忠誠度も誰からも知られているほど非常に高く、デザインチームから誰かがやめるという情報は滅多に出てこないため、主にアメリカのテック系メディアで話題になっている。

 

初代iPhoneや初代iPadのデザインにも関わるなど重要人物

Christopher Stringer氏はAppleで21年間勤め、その間Appleのシンボルとも呼べる製品のデザインに関わってきた。そう、あの初代iPhoneや初代iPadにもだ。Appleとサムスン(SAMSUNG)がデザイン特許(意匠)について法廷で争っている時に、彼自身も法廷で、多くのプロトタイプの図面や実際製作したプロトタイプモデルなどを証拠として持ち出して説明もしていたほどだ。

 

ジョニー・アイブがCDOになってから変化が

2015年にジョニー・アイブ(Jony Ive)がAppleのチーフ・デザイン・オフィサー(CDO)に就任した後、Appleのデザインチームメンバーの役割にも多くの変化があった。CDOに就任して、アイブは更に権利の移譲を勧め、Richard Howarthがこれまでアイブが担当していた工業デザインの管理を引き継ぎ、Alan DyeがUIデザインの責任者を引き継いだ。

 

初代iMacのメインデザイナーも昨年4月にGoProに転職

昨年4月、ジョニー・アイブに追随して20年以上のDanny CosterもAppleのデザインチームから離脱した。彼こそがチームのコアメンバーだったが、彼は結局GoProに行ってしまった。ちなみにCosterは初代iMacのメインデザイナーだった。

 

画蛇添足 One more thing…

こうやって初代製品デザインを担当したデザイナーがAppleを去って行くのは、時代の流れとはいえ少々寂しいものがある。そういえばEV或いは自動運転システムの開発が目的と推測されている極秘プロジェクト”Project Titan”もアイブの一言でペンディングになったというが、現在その動きはほぼメディアでも全く取りざたされなくなった。ジョニー・アイブは現在Appleでどのような役割を果たしているのだろうか?

 

(記事情報元:The Information via Apple Insider

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