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R&Dセンターだけじゃない!Apple、中国蘇州に間もなくApple直営店をオープンか

Appleのティム・クックCEOがチャイナ・デベロップメント・フォーラム(China Development Forum)2017に参加するために中国を訪問している。そんなクックCEOから、サプライズの発表があった。当ブログでも既にお知らせしているとおりだが、北京・深圳に続いて、上海と蘇州にもR&D(研究開発)センターを設立予定というのだ。ただ、現在北京・深圳と上海にはApple直営店(Apple Store、アップルストア)はあるが、蘇州だけにはない。Appleもそこを考慮してか、既に蘇州でApple直営店の開店準備を進めていたようだ。

杭州のApple直営店外観

蘇州の現地からの情報によると、Appleは蘇州の中心部のショッピングセンター内で直営店の内装を進めているという。目隠しがされているため、現在蘇州店の規模はわからないが、Apple中国公式サイトでは蘇州地区でのApple直営店スタッフ募集がされていないことから、あと1〜2ヶ月ほどでオープンするのではないかとみられる。

Appleは大中華圏で22カ所の事業所と46カ所の小売店(直営店)をオープンし、直接雇用は12000人に上ることを公表した。Appleにとっては、米国以外では中国がApple直営店の店舗数が最も多い国だ。最近、湖南省の省都長沙の九龍倉IFCで初めてのApple直営店がオープンする予定で、これは同時に湖南省で初めてのApple直営店となる。昨年よりペースは落ちるものの、Appleは中国で着実に直営店を増やしている。

昨年、Appleにとっては大中華圏の売上がマイナス成長となった。ティム・クックCEOが中国を訪れたり、R&Dセンターを設立するのも中国市場にテコ入れをするために違いないが、iPhoneのデザインに3年間変更がなかったことや、中国国産スマホメーカーのハイエンド端末のすさまじい発展も大中華圏での売上落ち込みの原因となっている。

長年のライバルだったサムスンが不振な今、Appleにとっては大中華圏でまたその地位を取り戻すチャンスでもある。今年はAppleは中国市場に攻勢をかけるだろう。次世代【iPhone 8】がどれくらいヒットするかがその命運をわけるだろう。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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