日本時間昨日（2017年12月2日）午後、Appleはモバイルデバイス用OS「iOS」の最新版、iOS 11.2正式版をリリースしました。AppleがiOSのアップデートを日本時間午後にリリースするのは非常に稀で、これは12月2日から発生した30秒〜1分で連続で再起動（SpringBoard再起動）してしまうバグの修正のため、緊急でリリースされたものと思われます。しかしiOS 11.2アップデート後、今度は別の問題が発生しているようです。

iOS 11.2にアップデートしたiPhone Xで、Face IDがアクティベートできなくなる問題発生

ネット上の掲示板などでは、最新機種の【iPhone X】をiOS 11.2にアップデートすると、Face ID（顔認証システム）が使えなくなる（アクティベートできなくなる）という不具合が報告されています。

一部のiPhone Xユーザから報告、ただ非常に少ないわけでもなさそう

もちろんこの問題は全てのiPhone Xで発生しているわけではないようですが、ますます多くの人からこの現象が報告されていることから、ごくごく一部に発生する不具合ともいえない状況になっているようです。

 

解決方法は簡単：iPhone Xを再起動するだけ

ただ、この問題の解決方法は簡単で、iPhone Xを再起動するとFace IDがアクティベートされ、問題なく使えるようになるということです。

iPhone Xの電源を切るには、本体右側のサイドボタン（従来の電源/スリープボタン）と音量ボタンを同時長押しすることでシャットダウンが可能です。または、ボリュームボタンの+と-を順番にそれぞれ短く押して離し、その直後に右側のサイドボタンを長押しすると強制再起動をすることもできます。

 

再起動でも解決しない場合はAppleへ連絡を

ネット掲示板などではこの方法で解決できるとされていますが、もし再起動しても上記のFace IDがアクティベートできない問題が修正できない場合は、速やかにAppleに連絡することをお勧めします。

記事は以上です。