折りたたみ型の【iPhone Duo】はFace IDを搭載しておらず、生体認証はサイドボタンに内蔵されたTouch IDだけです。発売前のレビューでは「ロック解除が遅い」「指を伸ばすのが面倒」という不満が目立ちましたが、海外のiPhone Duo所有者がRedditで共有した登録のコツが、「Face IDよりも使いやすいとさえ言える」として広まっています。MacRumorsが2026年10月24日(米国時間)に伝えました。コツの中身は、指先の腹ではなく人差し指の付け根に近い節を登録するというものです。
コツは「指先」ではなく「人差し指の付け根側の節」を登録すること
MacRumorsによると、Redditに投稿したiPhone Duoの所有者は、Touch IDに指先の腹ではなく、人差し指のいちばん付け根側の節を登録したということです。iPhone Duoを机やポケットから持ち上げるとき、人差し指のその部分が自然にサイドボタンに触れる形になるので、持ち上げる動作の中でロックが解除されるという理屈です。投稿者はこの使い方を「Face IDよりも使いやすいとさえ言える」と表現していて、MacRumorsのフォーラムでも別のiPhone Duo所有者が同じ方法で効果があったと報告しているとのことです。
ただしMacRumorsも書いている通り、端末の握り方は人それぞれで、全員に効果があるという保証はありません。右手で持つか左手で持つか、ポケットから出すのかカバンから出すのかで、サイドボタンに当たる指の場所は変わります。そこでMacRumorsは、指紋を複数登録しておくことを勧めています。iPhoneのTouch IDは「設定」の「Touch IDとパスコード」から指紋を追加でき、最大5本まで登録できます。普段の登録に加えて、自分がiPhone Duoを持ち上げたときにボタンに触れる部分を1本か2本、別枠で登録しておくという使い方です。Wall Street JournalのJoanna Stern氏は、5本登録しても発売から1週間経ってもロック解除に手間取っていたとレビューで書いていましたので、本数よりも「どの部分を登録するか」が決め手だったということになります。
遅く感じる原因はAppleがわざと入れている「間」→解除するには?
レビューしている人たちの不満について、MacRumorsが10月21日に伝えた内容を整理しておきます。YouTuberのMarques Brownlee氏によると、iPhone DuoはTouch IDで認証した後、ロック画面でいったん止まり、指をセンサーに当て続けた場合だけホーム画面へ進む作りになっています。AppleはEngadgetに対して、この間はMacやiPadなど他のTouch ID機器との操作感をそろえるためと、画面を点灯してロック画面の通知を表示する時間を確保するために入れていると説明したということです。つまりセンサーの読み取りが遅いのではなく、Appleが意図的に間を置いているわけです。
この間をなくす設定があります。「設定」の「Touch IDとパスコード」、または「設定」の「アクセシビリティ」の「サイドボタン」にある、英語名で「Rest Finger to Open」という項目です。オンにすると、画面が点いている状態でサイドボタンに指を置くだけでロック画面を通り越してホーム画面が開き、上にスワイプする操作が要らなくなります。さらにApple Watch Series 9以降、Apple Watch Ultra 2以降、Apple Watch SE 3を腕に着けている人は、「Touch IDとパスコード」の「近くのデバイスでロック解除」で自分のApple Watchをオンにすると、指紋を読ませずにロック解除できます。PetaPixelはこのApple Watchでの解除の方がTouch IDより速く、ストレスがかなり減ったと書いています。従来のFace ID機種にある同名の機能と同じく、Apple Payやアプリ内の認証までは代わりになりませんので、そこはTouch IDの出番です。
日本の読者にとってのTouch IDの利点
日本の冬の通勤電車のようにマスクを着ける場面では、Touch IDは顔の見え方に関係なく解除できます。Face IDもiOS 15.4以降はマスク着用時の設定がありますが、サングラスとの組み合わせなどで通らない場面があったのに対して、指紋にはそれがありません。机に置いたままや、ポケットの中で画面を見ずに解除できるのも、サイドボタンのTouch IDならではです。
逆に弱いのは手袋と濡れた手です。Gizmodoのレビューでは冬は手袋を外さないと解除できないと指摘され、Mrwhosetheboss氏は手を洗った直後や指が脂っぽいときにTouch IDが通りにくいと書いています。Face IDなら手袋のままでも解除できますので、ここはiPhone 18 Pro MaxなどFace ID機種に分があります。マスクの季節と手袋の季節が重なる日本の冬は、Touch IDとFace IDの長所と短所がちょうど入れ替わる環境ということになります。
小龍的にはこう思った
小龍的には、今回のコツの本質は、「登録する指の部分を、実際にロック解除するときの持ち方に合わせる」という単純なことです。Touch IDの登録画面は指先の腹をボタンに当てるよう案内してきますが、それは指でボタンを押しに行く前提の話です。iPhone Duoのように厚みと重さ(254g)がある端末を持ち上げるときは、人差し指は本体の側面を支える位置にあって、ボタンに当たるのは指先ではありません。登録の案内通りに指先を登録して「遅い」「通らない」と感じていた人は、持ち上げる動作を一度ゆっくりやってみて、ボタンにどこが当たっているかを確かめてから、その部分を追加登録するのがよいでしょう。
当ブログでもお伝えした通り、iPhone Duoは256GBが364,800円で、日本のApple Storeオンラインの出荷予定は2027年1月22日まで伸びていました。届くまでにまだ時間がある人がほとんどだと思いますので、届いた初日に指先の腹を5本登録してしまう前に、このコツを思い出していただければと思います。店頭で実機に触れる機会がある人は、閉じたまま片手で持ち上げて、サイドボタンに人差し指のどこが当たるかを見るだけでも、自分の手に合うかどうかの見当は付きます。
あとは、Apple Watchでの解除がかなり快適というレポートも散見されるため、iPhone Duoを買うような方は恐らくApple信者さんでしょうから、Apple Watchもご利用ですよね?ということで。。
| Appleの折りたたみ式iPhone【iPhone Duo】のレビューが、日本時間10月21日の夜に一斉に解禁されました。発売は明日(記事更新時点)10月23日です。各媒体の実測で、詳細な数字と仕様がはっきりしました。Webを見続けるバッテリーテストはiPhone 18 Pro Maxより約4時間短い結果です。重さは254gでiPhone 18 Pro Maxとわずか5g差であり、生体認証はFace IDの代わりにサイドボタンのTouch IDだけを備えています。一番の見どころは、元WSJのジョアンナ・スターン氏による耐久試験(検証動画)です。自作の機械で4晩かけて3万2,000回以上開... 【3.2万回開閉でもヒンジ緩まず】iPhone Duoレビュー解禁、バッテリーは18 Pro Maxより4時間短く - 小龍茶館 |
| 折りたたみ型の【iPhone Duo】の予約注文が10月16日午後9時に日本を含む70超の国と地域で始まりましたが、開始からわずか30分ほどで、全モデル・全色・全容量の出荷予定日が2027年1月へずれ込みました。日本のApple Storeは1月22日、米国は1月25日、中国本土は1月23日の表示で、10月23日の発売日に受け取れる分は即完売となりました。米国のeBayではナイトスカイの2TBが約79万1,000円(5,000ドル)で落札済みになっていて、定価との差は容量にかかわらず約28万5,000円(1,800ドル)でした。供給が少ないという話は当ブログでも何度もお... 【30分で来年1月】iPhone Duo、発売日分は即完売で日本の出荷予定は1月22日。eBayは約79万円 - 小龍茶館 |
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