次世代iPhone 14では衛星通信が可能に、miniモデル廃止?

xiaolong

3年前

テックメディア9to5Macが、情報ソースを特定しない形で今年秋発売予定の次世代iPhone【iPhone 14】に関してなかなか大胆な予測を出しています。長文なので、特に興味深く重要そうなところを抜き出してみました。

miniサイズモデルの廃止
6.1インチと6.7インチのサイズのみの展開に
無印モデルとProモデルのプロセッサが別に
iPhone 14の2つの無印モデルは引き続きA15チップを使用し、2つのハイエンドモデルには「まったく新しいチップ」が搭載されるとされています。個人的にはこれまでiPhone SEを除いて、iPhone XSと共にXRという廉価版が出たときも、最新iPhoneモデルには常に最新のプロセッサが搭載されてきたので、これはないんじゃないかなあと思うのですが。。
iPhone 14 Proシリーズはノッチが変わる？
iPhone 14 Proはまったく新しいノッチデザインになるため、ディスプレイの高さはこれに対応するために「少し高く」なる可能性がある、ということです。これは少しだけベゼルが大きくなり、出っ張ったノッチがなくなるということでしょうか。詳細ははっきりしません。
今度こそ衛星通信機能実現？
昨年発売のiPhone 13に先立つ噂では、セル信号（携帯電波）がない場合でも、低地球軌道（LEO）衛星を使用して緊急テキストメッセージを送信できるという予測がありました。皆さんご存じの通り、その機能は登場しませんでしたが、9to5MacではAppleがまだこの機能に積極的に取り組んでいると述べています。この技術が今年のiPhone 14シリーズに対応できるかどうかは不明ですが、同社は既に衛星経由でテキストメッセージを送信できるプロトタイプをテストしていることがわかっています。ちなみにこのシステムは内部的にコード名「Stewie」と呼ばれていることが知られています。

特にminiサイズモデル廃止と、最後の衛星通信機能追加が実現すればこれは大きな変化といえそうです。

miniモデル廃止は、単に売れ行きの関係かもしれません。サイズは日本などでは歓迎されていましたが、バッテリーの持ちが悪いのが不評でした。予約状況を見てもminiだけ余っているような状況もあり、またiPhone SE 3が5Gに対応したことから、カニバリズムが起こる可能性もあり、miniは廃止の方向にいくのは当然かもしれませんね。

衛星通信機能については、以前からも噂されていましたが、まだiPhoneでは実現されていない機能です。記事更新現在の世界情勢として、ロシアのウクライナ侵攻により、ウクライナでは基地局などが爆撃されていることからイーロン・マスクのSpace Xが衛星通信機能【Starlink（スターリンク）】を提供したり、ロシア側では国民の反戦世論を抑え込むためにSNS（FacebookやTwitter、Instagram等）への接続をブロックしていることから、衛星通信機能に対する需要は高くなりそうです（とはいえAppleはロシアでの製品の販売を停止しているようですが）。

しかしそうなると今後AppleとSpace Xの世界一の大富豪イーロン・マスクが手を組むということが実現することもあるのでしょうか？EVの開発ではAppleはTeslaからあからさまな人材の引き抜きを行いイーロン・マスクが公然とAppleを批判したり、裁判で争うなど、犬猿の仲という感じがしていました。