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Windows最新版アップデートで最新iCloudが使えなくなる問題、AppleとMicrosoftが共同で解決中

Windows 10の2018年10月最新アップデート(記事更新現在)を適用すると、iCloudが互換性問題が発生して使用できなくなる不具合が発生しています。Windows 10の最新バージョンが、最新バージョンのiCloudに適合していないというわけです。現在のところ、AppleとMicrosoftが共同でこの問題の解決にあたっているということです。

具体的には、Windowsユーザが現行最新バージョンのiCloud Ver.7.7.0.27を、Windows 10 2018年10月ビルドバージョンにインストール(アップデート)すると、上の写真のような”iCloud WindowsはWindows 7、Windows 8、またはWindows 10(2018年4月アップデート)或いはその前のバージョンが必要”と表示されます。またiCloudによるシェアアルバムなどの写真の同期やその他の機能が使えなくなるという不具合が発生しています。

Microsoftのサポートページでは、Windows 10 2018年10月ビルドバージョン(Build 1809)では、現在最新版のiCloudアプリをブロックしていて、Appleが互換性のあるiCloudをリリースできるよう協力しているとしています。

Appleも、最新のiCloudアプリが最新のWindows 10ビルドバージョンと一部互換性がないことを確認しています。

Windows 10 2018年10月ビルドバージョン(Ver. 1809)にアップデートしたユーザは、最新バージョンのiCloudアプリを起動しようとしたときに上記のサポートされていないという旨の表示が出る上、インストールにも失敗します。

Microsoftはこの問題が解決されるまで、シームレスなユーザ体験を保証するため、最新バージョンのWindows 10において、現行最新バージョンのiCloudアプリをブロックすると発表しています。

Windows上でiCloudを写真・メール・ファイル類などのCloudストレージとして使用している人はそれほど多くはないと思いますが、母艦はWindowsでiPhone/iPadなどを使用している人も一定数はいると思います。いずれにせよ、Appleはサービス部門のアプリ(iCloud、iTunes、Apple Musicなど)をWindowsやAndroidなどのAppleにとっては敵対陣営のOSでも実行できるようにしていて、無料プランや無料お試し期間を除いて月会費もとっているわけですから、できるだけ早くこの問題が解決されることが望まれます。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac

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