サイトアイコン 小龍茶館

【中国カート場紹介】広州番禺化龍国際カート場(HUALONG INTERNATIONAL RACING PARK)

私は中国、主に住んでいる広東省中山市付近でカート(ゴーカート、レーシングカート)を趣味で楽しんでいます。今回はこれまで何度もレースにも参加している、広東省広州市番禺区でもお勧めのカート場の1つ、「広州番禺化龍国際カート場」をご紹介します。

広州番禺化龍国際カート場 基本情報

料金が2021年10月くらいから値上がりとなり、更に時間もこれまでの8分から7分に短縮され、そこがちょっと不満ではあります。。私はレースに何度も参加してオーナーやスタッフに顔が知られているので、値引価格で乗ることができるのでちょっと助かってますが。

広州番禺化龍国際カート場 特徴

広州の南側の郊外、番禺区の更に郊外の化龍にあるカート場です。オーナーも現役のカートレーサーで、タイム計測や休憩所もなかなかよく整っているカート場となっています。2021年春節オープンで、比較的新しいカート場でもあり、サーキット自体や路面もいいコンディション。サーキットはコーナーが多く、テクニカルなコースとなっています。そして何といっても競技用車両の水冷150cc 4ストのマシンで走れるのが特徴です。65km/hほどのスピードが出て、2ストほどではないですが、レンタルカートの中ではかなりのスピード感を楽しむことができます。

年に4回レースが行われ、レースの際には広東の周辺地区(広州・珠海・東莞等)からレベルの高い選手達が大勢集まります。これも現役レーサーのオーナーの人脈によるものでしょう。

広州番禺化龍国際カート場 施設紹介

▲入り口はこんな感じです。横長のプレハブのような建物になっていて、そこが休憩所なども兼ねています。カート場の場所は番禺化龍の中でも更に外れの方で、周囲はモータープールと教習所に使われている、つまりかなり広大な土地の中に作られたカート場です。道路からの入り口の所は舗装されていない道が続きますので、セダンは底を擦らないように注意しないと危ないかもしれません。

▼入ると内部の休憩スペースはこんな感じになっています。奥の方に講習用のスペースがあり、出走前のレンタルヘルメットやプロテクター、スーツなど(レンタルは全てチケットに含まれています)もそこで装着し、そこから出て出走することになります。貴重品保管ロッカーもあります(無料)。写真の左側がサーキットとなります。休憩スペースは中が広いので、夏は冷房がなかなか効かず結構暑いです。冷房の機械の前に陣取るといいかもしれません。後ろ側にはチケット販売ブースとドリンク販売ブースがあります。

▼サーキットに出てみるとこんな感じです。空が広く感じますね。

▼レースが逆走だったので、車の向きが逆になっていますが、普段は時計回りの順周りです。

コース上にはグリッドも描かれ、信号灯も設置されていて、レースも開催されています。私も何度も参加しています。

▼土日には子供のミニバイク講習なども行われていて、バイク用のパドックもあります。バイクでがっつり走るには物足りないコースだと思いますけどね。。

広州番禺化龍国際カート場 レンタル車両紹介

化龍国際カート場のレンタルカートは2種類となります。

▼こちらが通常の”娯楽型”4ストカートとなります。最高速は50km/h程度ですね。

▼そしてこちらがこのコースの真骨頂ともいえる競技用車両で、水冷150ccの4ストカート。こちらは最高速65km/hほどで、初心者は運転させてもらえません。

広州番禺化龍国際カート場 コース紹介

コース図はこのようになっています。普段は時計回りが順回りとなっていますが、レースではたまに逆回りとなります。ホームストレートとその前後の高速コーナー以外は殆どがコーナーとなっていて、かなりテクニカルなコースであることがわかると思います。複合コーナーも多く、以下にコーナー出口を速く出られるか、ライン取りがかなり重要となります。

広州番禺化龍国際カート場 走行動画

手前味噌ですみませんが、私がaraiのヘルメット上につけているGoPro Hero 9 Blackによるオンボード走行動画をお届けします。

2021年11月28日に行われた、2021年R4逆回りレース 本戦2のGoPro Hero 9によるオンボード走行動画です。結構追い抜きバトルをやっているのが見られて面白いと思います。私はこのレースで総合3位になり、表彰台に上りました!

上はYouTubeですが、中国国内からはbilibili動画でどうぞ。。以下は埋め込みですが、映像が小さいので。。リンクはこちらです。

広州番禺化龍国際カート場 レース紹介

化龍国際カート場で行われるレースはスプリントレースで、主に3回に分けてレースが行われます。1回目が予選、2回目が本戦1、3回目が本戦2となっていて、本戦2では本戦1での着順を逆にしてスタートします。

参加費は399元と他のカート場にくらべても安くなっています。

私は上の走行動画にもあるとおり、2021年11月28日に行われたレースで総合3位に入りました。詳細はブログ記事をご覧ください。

というわけで今回のカート場紹介はいかがでしたでしょうか。もし中国華南にいらっしゃる方はコメントなどでご連絡ください。ぜひ一緒に走りましょう!

中国で楽しむカート情報に関しては、当ブログでは「中国でカート」カテゴリで詳細に紹介しています。よろしければぜひご覧ください。

記事は以上です。

モバイルバージョンを終了