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【今度は中身が判明】カメラ付きAirPodsの解像度は最大1MP、撮影中ランプに人物検知も。コードが語る「録画しないカメラ」の設計

イヤホンの軸の先端にある極小のカメラレンズと、緑色に光るランプの接写(イメージ)

2027年に延期された【カメラ付きAirPods】の、今度は中身の仕様が見えてきました。macOS Tahoe 26.7のリリース候補版から「AccessorySensorManager」というフレームワークが見つかり、カメラの解像度から撮影中ランプ、人物検知まで、設計の細部がコードに書かれていたのです。見つけたのはMacRumorsフォーラムのmactracker氏。発売は先送りされましたが、どんな製品なのかはむしろ鮮明になりました
イヤホンの軸の先端にある極小のカメラレンズと、緑色に光るランプの接写(イメージ)

軸の先端のレンズと、撮影中を知らせる緑のランプ。奥の画面は低解像度の見え方のイメージ。画像はイメージです。

コードから分かったこと

要点を並べます。

なお、コードに登場する型番はB790、つまり中止になった2026年版のものです。ただ設計思想がここまで作り込まれている以上、2027年のB798にも大枠は引き継がれると見ていいでしょう。

1MPという解像度は「あえての低さ」だ

1メガピクセルと聞くと、20年前の携帯カメラの数字です。スマートフォンのカメラが5,000万画素の時代に、なぜこれほど低いのか。

答えは、このカメラが人に見せる写真を撮らないからです。撮った画像はAIが「これは本だ」「人がいる」と理解するための材料で、それには1MPで足ります。解像度を上げれば電池と発熱で跳ね返る。耳に着ける機器で常時周囲を把握するなら、低解像度は妥協ではなく正解です。

受動モードの存在は、この製品の性格をよく表しています。ユーザーが何も頼まなくても、周囲の会話の気配、姿勢の変化、頭の向き、移動を手がかりに、低解像度で環境を把握し続ける。「ずっと見ているが、ろくに見えていないカメラ」を意図的に作っているわけです。

撮影中ランプと人物検知は、社会への回答

個人的にいちばん重要だと思うのは、インジケーターランプ人物検知がハードウェアの段階から組み込まれていることです。

眼鏡型のカメラが歩んできた道を思い出してください。Google Glassは「盗撮眼鏡」と呼ばれてバーから追い出され、消えました。メガネ型が受け入れられない最大の理由は性能ではなく、周りの人間が撮られているかどうか分からないことです。撮影中に光るランプと、人が視界に入ったことを機器自身が検知する仕組みは、この問いへのAppleなりの回答でしょう。「録画はできない」「撮るときは光る」「人がいるのは分かる」。この3点セットで、耳のカメラを社会に通そうとしている。

延期の理由に「ソフトウェアの課題」が挙げられていましたが、こうして見ると、難しいのは画質ではなくこの振る舞いの部分なのだと思います。1年の延期は、ここを作り込むための時間なのでしょう。

経緯のおさらい

この製品をめぐるここ1週間の流れは、目まぐるしいものでした。宣伝映像の発見、そして延期報道。経緯はこちらにまとめてあります。

カメラ付きAirPods、macOSのRCに宣伝映像が同梱。9月発表の可能性が高まる

カメラ付きAirPods、今年の発売は消えたとの報道。では完成済みのデモ動画は何だったのか

動画リークに延期報道、そして仕様の流出。発売1年前の製品としては、もう出来上がりすぎなくらい姿が見えています。ここまで見せられると、あとは実物を耳に着ける日を待つだけですね。。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

※記事中の画像はイメージです。実機の写真ではありません。

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