Appleの従業員だけではなく、CEOのティム・クック(Tim Cook)本人さえも、2ヶ月前に発売されたばかりの新製品”Apple Watch”の売れ行きにスリルを感じているという。まだクパチーノのAppleからは正式な販売台数の発表はないものの、EC専門マーケティングリサーチ会社のSlice Intelligenceによると、Apple Watchは発売されてから2ヶ月ほどで、米国だけで279万台ほどを売ったと概算している。
Slice Intelligenceの以前の概算レポートでは、米国だけで150万台ほどの注文が最初の予約開始日の4月10日に入ったとのことで、5月終盤には250万台にのぼっていたという。また興味深いのが、Sliceによると17%の購入者がApple Watchと一緒に2つ目のバンドを購入しており、黒のスポーツバンドが最も売れており、その次にミラネーゼループが続くという。
またテクノロジー業界のマーケティングリサーチ会社のIHSによる別のレポートによれば、Appleはウォッチバンドでとてつもない利益を稼いでいるという。同社は38mmのスポーツバンドの製造コストがたった$2.05米ドルと見積もっており、それをAppleはなんと$49で売っているという。約24倍だ。このような比較は非常にショッキングに見える。しかしIHSのこの概算には梱包費や運送費などのトータルコストが含まれていないということはしぶしぶ認めている。ティム・クックCEOも最近の外部の製造コスト概算は全く正確ではないと指摘している。
SliceによるApple Watchの販売台数の数字が合っていようとあっていまいと、今週からApple WatchはApple Store直営店等でインストア販売が開始されたため、その販売台数は伸びていくいくものと思われる。
画蛇添足 One more thing…
私もミラネーゼループバンドに飽きてきたので、そろそろ別のバンドがほしくなってきたところ。Apple Watch 2と共通なら、もう1個くらい買ってもいいと思うのだが。。もちろん狙いはリンクブレスレット。というより、本当は黒ステンレスモデルがほしかった。。あれは実際なかなかかっこいいからだ。
しかし香港や中国では殆どApple Watchを身につけている人を見ない。あまり売れていないのだろうか。。
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(記事情報元:SlashGear)