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Apple Watchの3分の1が中国で売れた!100万台以上がアクティベート

Apple Watchが今年4月に発売されて以来、Appleはその販売台数に関するデータを一切公開していないティム・クックCEOによれば、「業界の競争に影響を与えたくないから」とのことだ。しかし本日のSouth Chine Morning Postの情報によれば、少なくとも中国での販売状況はわかってしまったことになる。

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マーケティングリサーチのRedTech Advisorsの調査レポートによると、中国市場で既に100万個以上のApple Watchがアクティベートされたことがわかった。

中国はApple Watchの販売第一弾の地域に入り、これまで多くのメディアでゴールドモデルのApple Watch EDITIONは中国市場で非常に受けているという報道がされていた。事実、クックCEOもEDITION版は中国市場のために作ったということを認めている

RedTech Advisorsの共同創業者Michael Clendenin氏によれば、8月23日の時点で中国でアクティベーションされたApple Watchは107万個にのぼるという。業界ウォッチーは、この数字は出荷台数調査に比べより実質的だととらえている。というのも出荷台数はApple Watchの希望販売台数を代表するに過ぎない数字で、全てが消費者の手に渡るわけではないからだ。しかしアクティベーション数量であれば、ほぼ実態に近い使用状況がつかめるというわけだ。

もう1つの統計機関IDCが先週発表した統計レポートによれば、Apple Watchはリリース以来360万個を売り上げたとされているため、つまり中国市場でApple Watch全体の約3分の1が売れたことになる。

画蛇添足 One more thing…

iPhoneがたった3ヶ月で7000万台以上を売っていることを考えると、Apple Watchの販売台数360万個ははっきりと見劣りがする寂しい数字だ。Appleが発表したくない気持ちもわかる。もちろん、Appleの初物には手を出すなという掟があるように、正直初代の製品はマーケティングやテスト的な要素が大きい。みな第二世代を待っているのかもしれない。

私も街を歩いていて日本や中国で身につけている人をあまり見かけない。自分は最近は黒のスポーツバンドをApple Watch(無印版)につけて歩いているが、日本では電車の中で、中国では町中で声をかけられたことがある。質問はこうだ。「使いやすいですか?」「何に使うんですか?」。。なかなか返答に困るところでもある。笑

記事は以上。

(記事情報元:South Chine Morning Post

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