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Apple Watchの出荷台数が700万台、他の全てのメーカーのスマートウォッチの出荷台数の総和を凌駕

9to5Macの報道によると、マーケティング会社のCanalysが発表した最新のレポートによれば、今年初めのリリース以来、Apple Watchの出荷台数の累計は700万台に近く、これは市場に出ているその他のメーカーの過去1年3ヶ月(5四半期)のスマートウォッチの出荷量の総和を超えているという。

Apple-Watch

Apple Watch以外はPebbleが好調、でもApple Watchの比ではない

レポートによれば、Appleは2015年Q3において唯一の30万台を超える出荷をしたスマートウォッチメーカーだという

最近発売されたばかりのPebble Time Steelによって、Pebbleも好調が伝えられているが、それでもPebbleのスマートウォッチの総出荷量は全体で20万台強しかない。

Apple Watch以外はスマートバンドが好調

逆に、SAMSUNG(サムスン)のスマートウォッチGearシリーズの出荷台数は減少しているという。

なお、スマートウォッチの子分的なスマートバンドではFitbitとXiaomi(シャオミ、小米)によるmi bandが入門的な位置を占めているが、mi bandの累計出荷台数は2015年Q3で1000万個を突破した。これは非常に挑戦的な単価と、頻繁な販促活動の結果、その野心的な販売目標を達成したということになった(特に中国市場において)。Fitbitについても出荷台数は伸びており、Charge HRスマートバンドは今でも相当人気があるようだ。

ただ、一点指摘せねばならないのはCanalysのレポートに現れているのは出荷台数で、実際に売れた数ではないということだ。つまりこれはメーカーが販売店に販売した台数で、消費者に売れた数ではないということだ。

AppleはApple Watch単独の売上げについて具体的数字を一切出さず、アナリストや販売店、サプライヤーの出す数字もバラバラ

Appleは発売当初から今に至るまで一切Apple Watchの具体的な販売数量を明らかにしようとしておらず、この製品の販売台数というよりも販売金額を他の製品と一緒くたにして発表している。これまで複数のマーケットアナリストがこれまでApple Watchの実際の販売台数を調査してきたが、発表された数字は全て数字がばらばらで、300万〜600万という相当ばらけた数字だった。

Best Buyによれば、Apple Watchの需要はすごいものがあるという。しかし一部のサプライヤーから漏れ伝わってきた情報によれば、Apple WatchのQ2の出荷量は200万台にも届かなかったという。ただ、Piper Jeffreyの著名なアナリスト、ジーン・ミュンスター(Gene Munster)による予測によれば、Apple Watchはリリースされてから最初の四半期で300万台が売れたという。

Appleのティム・クック(Tim Cook)CEOはかつて、Apple Watchの販売台数が300万台を超えたことを暗に示唆したことがある。しかし具体的な数字は出さなかった。販売関連の分析によれば、Apple Watchはリリースされた直後は非常に需要があり、多くの消費者がこのスマートウォッチを競って求めたが、その後需要は減っているという。

記事は以上。

(記事情報元:9to5Mac

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