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Apple、短期計画ではApple Siliconで2021年にMacBook ProとiMacを、2022年にMac Proを更新か

AppleはApple Siliconの短期計画において、来年2021年にMacBook ProとiMacを大幅に更新し、また2022年には32コアの高性能プロセッサを搭載したMac Proをリリースする予定であることを、世界的にもAppleの未発表製品の予測の正確さで名高いBloombergのMark Gurman氏が伝えています。

AppleのM1チップ。これをベースに今後更にド派手なパワーアップがされていくのかも。

Bloombergによると、来年2021年のiMacシリーズは来年後半にリリースされるもようで、2022年のMac Proに搭載される32コアの高性能プロセッサは、Intelの半分ほどの大きさになるとされています。そして現在のIntelが生産しているあらゆるチップよりも高速なプロセッサを完成させることが期待されています。また2022年の最高性能のApple Siliconでは、64コア或いは128コアのGPUによるグラフィックス処理を実現できるのではないかとされています。

ただAppleはMac Proに搭載する最速のプロセッサについては2年の時間をかけてじっくり完成させていく予定で、直近の来年についてはMacBook Proシリーズ、及びiMacのローエンドとハイエンド機、つまり無印iMacとiMac Proを更新するのではないかとみられています。現行のMacBook Air、MacBook Pro 13インチ、Mac miniに搭載されているM1チップでは7〜8コアのGPUが搭載されていますが、来年のMacBook ProやiMacシリーズでは16コア或いは32コアのGPUがテストされているということです。

24インチiMacが現在準備が進められているという情報も入っています。この24インチiMacでは、ベゼルが殆どなく端から端まで表示されるように設計されており、現行のPro Display XDRのデザイン要素を採り入れているということで、またディスプレイ技術もミニLEDを導入するという情報もあります。値段が気になるところですが、M1チップ搭載モデルがかなり魅力的な値段で出ていることを考えるとiMacも以前よりは価格を抑えてくるかもしれませんね。

次のApple Silicon搭載Macシリーズは早くて2021年の頭頃にリリースされるように準備が進められているということですが、発表時期は例年通りであれば来年3月頃になる可能性があります。ただ今年はコロナの影響もあったり、またM1チップ搭載モデルがiPhone発表イベントの後に単独で行われるなどイレギュラーな発表時期が続いているApple。昨年のWWDCから続くオンラインのみでの発表であれば、場所を借り切ったり人のスケジュールを合わせたりする必要もなく、いつでもできるため、来年もそうそうに新製品の発表が行われる可能性もありますね。

個人的にはiMac、MacBook Pro 16インチのアップデートや、32GBや64GBメモリへのアップグレードが気になります。

記事は以上です。

(記事情報元:Bloomberg

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