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Apple Payが台湾でサービス開始1ヶ月、なんと550万円を超える高額消費単価を記録

3月29日、Apple Payが台湾で正式にサービスを開始した。もうすぐ1ヶ月目を迎えるApple Payだが、その1ヶ月でApple Payは台湾でどれほど受け容れられたのだろうか?

台北101でApple Payは6番目のサービス、母の日キャンペーンも展開

台湾の現地メディアによると、Apple Payは台北で最も高いビル、台北101の中で使えるモバイル決済サービスとしては6つ目になるという。ちなみにこれまでは中信直接付、WeChat Pay(微信支付)、Alipay(支付宝)、UnionPayのQuickPass(銀聯閃付)、街口支付の5つだった。また台北101全館で250ものブランドがApple Payを含む6つのサービスを利用できるようになっており、Apple Payの正式オンラインを記念して、館内ではApple Payを利用するとお得になるようなキャンペーンを展開して消費者がApple Payを使うように仕向けているという。

 

Apple Payは消費単価が最も高いモバイル決済サービスに

 

台北101の運営会社によれば、Apple Payは6つのモバイル決済サービスの中でも単価が最も高いという。正式サービス開始から1週間で、1回の最高消費額が5万NT$(ニュー台湾ドル、約18万4,600円)を超えたといい、最近母の日の期間限定イベントが始まったことで、Apple Payの平均客単価は2000NT$(約7,385円)となったという。

 

消費単価が550万円を超える例も

また最近は続々とApple Payの消費単価が1万NT$(約3万6,922円)を超える消費者が現れているといい、それらの高額消費は主に宝石や高級腕時計、インターナショナルハイブランドや、コンピュータ・通信・コンシューマエレクトロニクス系の商品に集中しているという。消費単価の最高額はなんと150万NT$(約554万円)となり、これは店舗の予想を遥かに超えるものだったという。

 

小龍はこう思った:台湾でApple Payが受け容れられやすい理由とは?

台湾のモバイル決済サービスは中国大陸のようにAlipayやWeChatPayが2強で90%以上を握っているような寡占市場ではないこと、またこれら2つはあるものの基本的に中国大陸の人しか使わないなどの理由で、Apple Payにとっては入りやすい市場だったのかもしれない。

いずれにせよ台湾101でそんなことができるとは思ってもみなかった。次回台湾に行ったら試してみたいと思う。

しかし指紋一発で550万円を使う人っていったいどんな人なのか。。見てみたいものだ。

記事は以上。

(記事情報元:威锋网)

 

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