Apple Insiderによると、GeekBench Browserに、未発表スペックのMacBook Pro 15インチ(15-inch, 2017)に、6コアCPU”Intel Core i7-8750H”が搭載されたモデルのベンチマークスコアが掲載されていることを報道しています。
Core i7-8750Hのベースクロックは2.20GHzで、ターボ・ブースト利用時の最大周波数は4.10GHz。”Coffee Lake”世代のプロセッサで、これまでMacBook Proを含むMacBookシリーズに採用されたことはありません。また掲載されたデータを見ると、このMacBook Pro (15-inch, 2017)には、メモリが32GB搭載されているようです。なお現行のMacBook Pro 15インチの最高スペックでも、メモリは16GB止まりなので、これはマルチタスク派には嬉しいニュースといえそうです。
このMacBook Proのベンチマークスコアはシングルコアで4,902、マルチコアで22,316となっています。もしこのベンチマークスコアが本物であれば、現行モデルのスコアはシングルコアが4,000~4,800、マルチコアが8,800~16,000となっているため、特にマルチコア性能が大きく向上していることがわかります。
ただ、このCPUの変更があったとしても、モデル番号は同じ(MacBookPro 14,3)のため、日本時間明日午前2時から基調講演が行われるWWDC18で新型MacBook Proはリリースされず、特に発表も行われないままオンラインApple StoreでしれっとCTOでこのCPUが選択できるようになる可能性があります。
ちなみにIntelはこれまで、ベースクロックは2.60GHzで、ターボ・ブースト利用時の最大周波数は4.30GHz仕様の”Core i7-8850H”も既に出荷しており、このCPUもMacBook Proに採用されるかどうかに注目が集まります。
記事は以上です。
(記事情報元:Apple Insider)