Appleは5月1日から、一部のMacBook ProとMacBookの過去の製品をヴィンテージ及びオブソリュート製品リスト(vintage and obsolete products)に追加した。Apple公式のサポート文書でそのことが明らかになった。なお、追加された製品は以下の通り。
- MacBook(13インチ、Middle 2010)
- MacBook Pro(13インチ、Middle 2009)
- MacBook Pro (15インチ、2.53GHz、Middle 2009)
- MacBook Pro (15インチ、Middle 2009)
2009年、Appleは白いプラスチック(ポリカーボネート)筐体の一体成形MacBookをリリースした。これはMacBook製品ラインの第三世代のデザイン変更だった。ただこのプラスチック筐体のMacBookそのものはあまり市場では成功したとはいえず、2011年にMacBook Airがリリースされると販売停止となった。つまりたった2年しかもたなかったことになる。なかなかかわいい外観だっただけに、気に入っていた人も多かったのではないだろうか。
また、上記の他にもiPhone 3Gの全ての機種がAppleの”iPhone products obsolete worldwide”に入ったが、”iPhone products vintage in the United States and obsolete in the rest of the world”にも残っている。ちなみに後者にはあのiPhoneが世界的に爆発的なヒットとなった立役者で、まだスティーブ・ジョブズが生きている時代に販売されたiPhone 4も入っている。
Appleのこのvintage and obsolete productsリストに掲載された製品は、ごく少数の例外を除いて、ハードウェアのサポートを受けられなくなる。Appleの定義するヴィンテージ製品とは製造終了から5〜7年経った製品で、オブソリュート製品とは製造終了から7年以上経った製品のことだ。この2種類のサポートは異なるが、主にアメリカ国内での区別に過ぎない。
Appleはカナダ、ヨーロッパ、南米、アジア太平洋地域のApple直営店(Apple Store)ではアメリカ合衆国の基準(vintage and obsolete productsリスト)で相応のハードウェアサポートを提供しているが、上記の理由でアメリカ合衆国外の地域ではヴィンテージとオブソリュートの区別はつけていない。
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(記事情報元:Apple Insider)