Appleは本日、同社のWi-Fi製品であるAirPort Express、AirPort Extreme、そしてAirPort Time Capsuleのファームウェアのアップデートをリリースした。
AirPortファームウェアアップデートには2つのバージョンが存在
アップデートされたファームウェアのうち、7.7.8アップデートは802.11ac対応のWi-Fi製品、7.6.8アップデートは802.11n対応のWi-Fi製品用となっている。
AirPortシリーズアップデートパッケージの主な更新内容
Appleのリリースノートによれば、今回のアップデートでAirPortがBack to My Macを開いた時にAirPortのユーリティリティが現れてしまう問題を修復しているという。ユーザはiOSまたはmacOS Sierra、或いはOS XのAirPortユーティリティでアップデートすることができる。
Appleは既にAirPortのハードウェアの開発とアップデートを終了
なお、当ブログでもお伝えしたとおり、Appleは既に同社内部の無線ルータ開発チームを解散させており、チーム内のエンジニアは外の収益を作り出す部門へと配置換えになったという報道がなされている。
Bloombergによると、Appleは内部の無線ルータ部門の開発チームを解散したという。チームのエンジニアは別のもっと会社におって利益をもたらすプロジェクトに回された。つまりこれは、Appleが自社で無線ルータ製品をリリースするのは終わりを迎えたということを意味するといっていいだろう。 RIP AirPort…Apple、無線ルータの開発チームを解散か - 小龍茶館 |
つまりこれは、Appleが自社で製造しているルータ製品のブランドはもうこれまでということになり、AppleのAirPort Extreme、Time Capsule、AirPort Expressがハードウェア的にはアップデートされることはもうないことを意味している。
AirPortシリーズもファームウェアアップデートは今後も続く
ただ製品のハードウェアそのものはアップデートはされなくても、ユーザに対するファームウェアのアップデートサービスは続いているということになる。
もしお持ちのAirPort Express、AirPort Extreme、AirPort Time Capsuleの調子が悪くなったら、ファームウェアをアップデートしてみてはいかがだろうか。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)