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Apple、台湾でApple MusicとBeats 1 Radioのサービスを開始

先週のトルコに続きApple MusicとBeats 1 Radioが正式に台湾でリリースされた(Apple公式サイトの台湾のApple Musicのページはこちら)。Appleのサービスとしては、香港やマカオ(澳門)と同様、台湾も中国大陸とは別の地域として管理されている(当然のことながら)。

台湾でも、AppleはApple Musicに3ヶ月の無料試用期間を設け、試用期間が過ぎると月額150NT$(ニュー台湾ドル、約517円)のパーソナルアカウントか、月額240NT$(約828円)のファミリープランで継続契約するかどうかを選択できる。またApple Musicと同様、Beats 1 Radioも台湾でサービス提供を開始した。台湾版のApple Musicはその他の市場と同様、現地のアーティストのコンテンツを中心にレコメンドされている。

先週、Apple Musicはこっそりトルコでもサービスを開始した。そして今回は台湾と、AppleはApple Musicのサービス提供国や地域を拡大している。これまでApple Musicが提供されている国や地域は113にのぼり、そのうちロシア、インド、中国、日本などの国では、競争相手のSpotifyが入り込んでいない(但しローカルに同様のサービスはあり、競合関係になっている)。なお、現在はAmazonプライムでもプライム・ミュージックサービスが開始されている。

一部の地区ではApple MusicでもBeats 1 Radioサービスが提供されていないが、そのこと自体はApple Musicの拡大に影響していないもようだ。またAppleも少しずつ評判の悪いUXの改善をするなど努力をしている。

しかし特に中国では接続速度が遅くストリーミングができないなどの難点や、既存の無料の競合サービスがいくつも存在することなどから、普及への道はまだ遠いといえる。

記事は以上。

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