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Apple、iPhoneでアプリをセルラー通信でダウンロードできる制限容量を緩和

Appleはとうとう、ついに、、、iPhone上での、App Storeの携帯セルラー通信によるダウンロード制限容量を引き上げました。制限の緩和とも呼べる措置になります。しかし劇的な緩和というわけにはいかなかったようです。

iPhoneユーザは、現在は3Gまたは4G接続で、最大200MBのアプリまでダウンロードできるようになりました。この緩和以前の制限容量は150MBまでに設定されていたので、50MBの増加ということになります。そしてファイル容量が200MBを超える大規模なアプリやゲームをダウンロードするには、従来通りWi-Fiネットワークに接続する必要があります。

上限が大きくなればなるほど、外出先などWi-Fiがない環境でも新しいアプリやアップデートをダウンロードすることができます。しかし、200MBを超えるものをダウンロードしようとすると、警告メッセージが表示されてダウンロードすることができません。

これはAppleが、大部分のユーザがデータ従量課金制のキャリアのパケット通信を使っていることを前提として、誤って大きなファイルをダウンロードしてパケット通信データを使い果たしてしまうこと(俗にいう「パケ死」)を防ぐために、App Storeからダウンロードできるアプリのファイル容量制限を設けています。しかし、ユーザによってこの制限を無効にするオプションはないのが現状で、いくら増えたといっても200MBの上限は、2019年現在としては十分とはいえるものではないかもしれません。

今後超高速の4Gおよびより大きなデータプランのおかげで、セルラー制限を必要とするユーザーは少なくなっていく傾向にあります。そして、App Storeのアプリ容量の大部分が200MBを超えるもので、今後もますます大きくなる傾向にあります。

このアプリダウンロード容量制限ですが、次世代iOS 13ではその制限を無効にするオプションが追加されるか、或いは上限が更に緩和されるか選択可能になることが期待されます。しかしAppleは今回緩和を行ったばかりなので、すぐにはその緩和を実行しないかもしれません。iOS 13はまもなく開かれるWWDC 2019基調講演で詳細が発表されて開発者向けプレビュー版、パブリックプレビュー版を経て9月には正式リリースされるものとみられています。

記事は以上です。

(記事情報元:Cult of Mac

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