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Apple Watch Editionは中国でバカ売れ、一時期売り切れ状態に。香港の反応は冷淡

昨日4月10日にプレビューとオンラインでの予約が始まったAppleのApple Watch。Apple Watchはバージョンが3つあり、更に38mmと42mmの2種類の大きさがあり、そして6種類のバンドと組み合わせて、全部で38種類の選択肢がある。

中国では最高級Edition版が売り切れ、香港では全然売れず

香港の《大公報》によれば、Apple Watchについて中国内地(大陸)地区では非常に熱い反応があると伝えている。8種類の豪華版”Apple Watch Edition”のうち、5種類が既に予約を開始してから2時間以内で予約が殺到しすぎて売り切れとなっている。その中には最高値モデル(中国大陸では約250万円)も含まれているという。

しかし大陸とは対照的に、香港(特別行政区)のユーザの反応は非常に冷淡で、オンラインアップルストアは3時01分の予約スタートから全く途切れることなくアクセスができたという。確かに私自身も昨日の3時01分以降、中国のオンラインアップルストアにアクセスしたときにも、ずっとアクセスできない状況が続いていたため、中国では人気があるのだなと感じたものだ。

なお、Editionのうち3種類は一度予約受付を停止したものの、1時間後には予約を再開したという。また本日には既に全てのEdition版の予約受付が再開されている。

市場では欠点が指摘され、香港ユーザはしばらく傍観か

Apple製品はこれまで多くのファンがその製品を熱愛して支えてきたが、今回のApple Watchの香港市場の反応は意外にも特に冷たかった。その原因として、多くのメディアでApple Watchの欠点の多さが伝えられていたことが挙げられている。例えばバッテリー持続時間が短いこと、殆どのアプリや機能がiPhoneとペアリングしないと使えないこと、迷惑メールやスパムメッセージをフィルタリングできないことや、本体が分厚いなどの欠点だ。

香港人でAppleファンを自称するSabrinaさんは、Editionはあまりにも高すぎるとストレートにもの申している。もし同じ値段のお金を払うのであれば、ロレックス(ROLEX)などのラグジュアリーウォッチか、またはその他の贅沢品に使った方が、製品寿命も逆に長くていいと考えているようだ。またAppleは新製品を出すスピードが速すぎ、1年か2年に1回は新型が出てくるようでは割に合わないと取材に答えて語っている。

画蛇添足 One More Thing

個人的な意見だが、Sabrinaさんの意見は完全に正論だと思う。

正に、単なるガジェットごときに100万円も200万円も払うような人はちょっとおかしいと思うし、正直本来のAppleの客層とは違う「成金層」なのではないかと思う。中国大陸地区で売り切れたというEdition。中国は今でも金のアクセサリーが人気だ。Apple Watchは来年再来年と代を重ねるごとに中身の価値はどんどん薄れていく。。リセールバリューも下がる一方なのだ。

そんなわけで特にEdition版はどうした、Apple?というラインナップだ。Appleは金儲けに目が眩んでしまったかもしれない。

それでもSport版ではなく、通常のウォッチ版を買ってしまった私だが。。

記事は以上。

(記事情報元:cnBeta

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