Appleのフィル・シラーは以前から他社や他社製品のことをおちょくるのが好きだった。。今回のGoogle Glass騒動も例外ではないようだ。
以下はBusiness Insiderの記事より。
Business Insiderが先週金曜日、Apple(アップル)の営業のトップで上級副社長(シニア・ヴァイスプレジデント)のフィル・シラー(Phil Schiller)とThe Tech Blockの創業者Abdel Ibrahimとの間に交わされたメールを紹介し、それらのメールにはGoogle Glass(グーグル・グラス)が取り沙汰されていた。当ブログ記事でもお知らせした通り、Googleは先週Glass Explorerプロジェクトを終了し、Google Glassのプロジェクトを”iPodの父”と呼ばれたトニー・ファデル(Tony Fadell)に委ねた。
フィル・シラーがAbdel Ibrahimから送られてきたアメリカのコメディ映画“The Jerk”の中でのスティーブ・マーティン(Steve Martin)の劇中ショットについて、シラーは「これは本当に面白い、僕は彼らが普通の人がこういったものを身につけると考えていることが信じられないよ。数年前に市場でプッシュされてたビデオゴーグルを思い出させるね」と返している。これはかなり強烈な皮肉だ。
また、フィル・シラーとIbrahimは一眼レフカメラについても語っており、シラーはキヤノン(Canon)の1D-Xを買ったことを明かしている。そして更に、「5D Mk-IIIよりも高級なカメラは私はいらないんだけど、実はずっと1Dカメラを持ち続けている。どれだけ壊れにくいかを試すためにね」と気さくにメールで書いている。
なお、これらのメールはBusiness Insiderによって検証され、間違いなく本物であるとされている。
画蛇添足
言わずもがなとは思うが(であるからこその画蛇添足=蛇足コーナー?)、フィル・シラーは上のMartinがGoogle Glassを身につけているGoogleの創業者セルゲイ・ブリン(Sergey Brin)にそっくりだということを暗に言っているのだ。。
Google Glassを着けて自慢したりしている人のことを指す”Glassholes”という言葉まで出てきているくらいだし、私も個人的にはフィル・シラーには非常に同感を覚える。
でも、人のことばっかり言うフィル・シラーのAppleのことをよく考えてみたら。。
まだ発売されていないが、あのApple Watchを競って身につけてようとしている人たちも、あの”妖怪ウォッチ”を身につけようとしている子供達とあんまり変わらないかもしれない?
記事は以上。