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Appleが公式サイトを更新、副社長を5人追加。うち2人が女性!

米Apple(アップル)社が副社長(Vice-President)を5人追加し、そのうち2人が女性であることがわかった。現在米Apple社の幹部紹介ページも更新され、この5人が紹介されている。

今回新しく増えた5人のApple副社長の顔ぶれ

1. 元イブ・サン・ローラン(Yves Saint Laurent)のCEO、ポール・ドヌーヴ(Paul Deneve)も今回新しく加わった副社長の列に入っている。彼は特殊プロジェクト担当(Special Projects)となっている。

2. リサ・ジャクソン(Lisa Jackson)は昨年までアメリカ合衆国オバマ政権の環境保護庁(EPA、Administrator of the Environmental Protection Agency)大臣を務めていた人物で、昨年5月28日にAppleのCEOティム・クック(Tim Cook)が自ら彼女をAppleに迎え入れることをメディアに伝えている。ジャクソンは同社のPRの他、環境方面(Environmental Initiatives)を担当する。

3. ハーバード大学やスタンフォード大学の教授だったジョエル・ポドルニー(Joel Podolny)は2008年に入社しており、今回アップル大学(Apple University)の学長に。

4. デニス・ヤング・スミス(Denise Young Smith)は1997年にAppleに入社している古株で、同社の人事のトップとなりティム・クックの直属で仕事をすることになる。このことは今年の初めに既に公開されていた。

5. 2008年にSoC(System on Chips)を実現したA4チップを開発するために入社したジョニー・スルージ(Johny Srouji)はハードウェアテクノロジーを担当し、今後もAppleが先進的なチップセットを用いていくことを保証することになる。

女性が2人追加、Appleには3人の女性幹部がいることに

今回のAppleの人事で副社長に女性が2人加わったことで、Appleには3人の副社長がいることになる。もう1人は言わずと知れたあのアンジェラ・アーレンツ(Angela Ahrendts)、元バーバリー(Burberry)のCEOで現Apple上級副社長だ。

この女性幹部の採用はAppleが人種や性差別をしないと最近主張していたことにも準拠している。
CEOのティム・クックがゲイだという噂もあるくらいだし。。(もちろん本人が認めているものではなく確定したものではないが)

日本語版はまだ更新されず

なお、記事更新時点では日本のAppleの幹部紹介ページはまだ更新されていないが、更新は時間の問題だろう。

ますます強化されるApple陣営

どんどん強化され鬼に金棒な陣営となってきているApple。しかしそれと同時に、世界最大の利益を出す超巨大会社としてなかなか冒険もしにくくなっているような気もする。
今回増えた副社長たちも含め、Appleの幹部の中で一番お茶目なのはクレイグ・フェデリギ(Criag Federighi)とフィル・シラー(Phillip Schiller)のような気がする。この2人には頑張ってAppleのイノベーションを起こす文化を守ってもらいたい。
もちろん共同創業者で前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の片腕だったジョニー・アイブ(Jonathan Ive)にもますますの活躍を期待したいところ。

記事は以上。

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