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Appleの「iPhone6」の売上は間違いなく絶好調に?アナリスト達の分析

Computerworld等の海外メディア報道によると、
Apple(アップル)の次世代iPhoneの販売量は世界を震撼させるほどのものになるという。
マーケティング機関Gartnerのアナリスト、ヴァン・ベイカー(Van Baker)によれば、
Appleの第二四半期の財務レポートで、「第二四半期での同社のiPhoneに関する努力以外にも、
全ての次世代iPhoneに関する噂が、第二四半期の同社の業績に非常に深い印象を与えている。
これらを見るにつけ、次世代iPhoneがリリースされた後、
その販売数量は全世界を震撼させるほどのものになるだろう」と述べている。

先週火曜日、Appleのレポートで第二四半期のiPhone販売数量は3,520万台にのぼり、
昨年の同期に比べて13%増加したことがわかっている。
この販売数量はウォールストリートのアナリストが以前予測した3,580万台には及ばなかったが、
しかしこの数字はベイカーを含む多くのアナリストが驚くべきだとしているのは、
これまでiPhoneの販売数量は新製品発表前は落ち込むためだったが、
これだけ多くの次世代iPhoneの噂が出ているにも関わらず販売数量が落ち込まなかったことだ。

殆どのアナリストが、今年の9月以降の数ヶ月で、
Appleは少なくとも一種類、または数種類の次世代iPhoneを販売するとしている。
メディア等では既に次世代iPhoneの名称を”iPhone6″としているが、
Appleはこれを正式に認めたわけではないが、通称としてはこれで通っている。
ディスプレイサイズは4.7インチモデルと、
同時に5.5インチモデルがリリースされる(或いは発表される)とされ、
後者については販売が今年末や2015年初まで遅れるという説もある。

多くのアナリストは、
消費者の大型ディスプレイの需要に対しAppleのiPhoneは常にそれを満足できていなかったため、
もし上記の情報が正しければ次世代iPhoneは大きなブームとなるだろうと分析している。

世界のスマートフォン市場では、大型ディスプレイを搭載したスマートフォンのシェアが次第に上昇しており、
特に中国のような重要な市場においては、大型携帯かタブレットPCのシェアが多いという。
Appleが2012年にiPhone5をリリースした時、
iPhoneのディスプレイは3.5インチから4インチに拡大されたが、
昨年のiPhone5sと5cが販売された際には、
iPhoneのディスプレイサイズは変更されなかった。

AppleのCEOティム・クック(Tim Cook)もこれまで中国市場は同社の発展にとって最もよいチャンスだと何度も語っている。
ベイカーも”発展途上国では、大型ディスプレイのiPhoneに巨大な潜在的需要がある。
iPhone6がリリースされた後、非常に素晴らしい結果となるだろう”と述べているほどだ。
他のシニアアナリスト達も概ねベイカーの分析に賛同しているようだ。
独立しているアナリスト、ベン・トンプソン(Ben Thompson)は、
「私はiPhone6の先行きを楽観視している。その販売数量は人々が目を見張り舌を巻くほどになるだろう」とさえ述べている。

Appleも次世代iPhoneには同じような期待を抱いているようで、
今年第二四半期で、同社はサードパーティの部品サプライヤーと設備メーカーに対して最高記録となる210億米ドル(約2兆1,000億円)もの支払いをしており、
これは同社が秋から年末の商戦にかけて、積極的に新製品シリーズの準備をしていることを表しているに他ならない。

またこの210億米ドルという数字が、これからのAppleの自社製品の販売数量予測と密接に結びついていると言っても過言ではない。
ちなみに昨年iPhone5s、iPhone5cが販売される前に、Appleは同項目に対し約150億米ドルの支払いを行っており、約30%も増加していることがわかる。

以下にAppleの次世代iPhoneがいかに市場に受け入れられるか、
アナリスト達その分析をする基準となるデータのグラフを集めてみた。

ただし、アナリスト達は多かれ少なかれ特定の株価の操作を担っているところもあり、
自分が所属するところがAppleの株を持っていたり、
自身がAppleの株を抱えていて、
それをつり上げるためにその知名度を使ってAppleを持ち上げているという内実もあり、
彼らの分析をそのまま受け入れるわけにはいかないが。。

記事は以上。

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