Patently Appleの記事によると、
米国の特許商標局が本日、米Apple(アップル)社がOS X Yosemiteの商標出願をしたことを公布した。
商標登録出願番号は86312402だ。
出願文書の記述によれば、Appleはこの商標の命名をそのまま”OS X Yosemite”として、
その指し示す対象をコンピュータソフトウェアとしており、
更に具体的にコンピュータのオペレーティングシステム(OS)と指定している。
新製品リリース発表から数日後にそれに関する商標や特許を出願するというのは、
Appleのお決まりのパターンになっている。
今月初頭にApple主催のWWDCが行われた後、
本日米国の特許商標局が公布した上記のOS X Yosemite以外にも、
Appleは中国大陸地区でMaps Connectの商標登録を出願している。
今後それほど遠くない間に、Appleは新しいOS Xのために多くの商標登録を出願すると思われる。
例えばHealthKit、iCloud Drive、Family Sharing、QuickType、Continuity、Handoff等だ。
ちなみに今回商標登録が出願されたOS X Yosemiteは、
新しいAppleのMacに搭載される予定のオペレーティングシステムで、
バージョン番号はOS X 10.10。
UIにはiOS 7で培われたフラットデザインが採用され、
ウインドウの四隅は鋭角になり、色使いは単色となり、
もっとはっきりとした簡略化されたシステムアイコンや、
透明効果や白の多用など、視覚的に「フラット化」「iOS化」が進むものとみられている。
昨年リリースされた現行のMac用最新OS、
OS X 10.9 MavericksからOS Xにはカリフォルニア州の地名が命名され、
OS X 10.8 Mountain Lionまでのネコ科の名前ではなくなった。
Yosemiteも著名な地名なので知っている人は多いだろう。
今後もOS X 10.11などがリリースされるかはわからないが、
暫くはカリフォルニア州の地名がつけられることになるだろうといわれている。
記事は以上。