iPhone5sをiOS7.1にアップデートすると、一部のユーザのTouch IDの性能低下
一昨日3月11日にApple(アップル)からリリースされた、iOS7.1。
そのiOS7.1のリリースノート(更新内容)の中で、
Appleは明確にTouch IDの指紋識別能力の向上について書いていた。
確かに多くのユーザから、iPhone5sのTouch IDの指紋識別の正確さや速さが以前に比べ改善されたという報告がなされている。
しかし一方、Appleのテクニカルサポート掲示板(BBS)等で、
一部のユーザがiOS7.1にアップデートした後、
Touch IDの性能が低下したという現象も報告されている。
最悪な場合はTouch IDが機能しなくなる報告も
一部のユーザによるレポートによると、
iOS7.1にアップデートすると最悪の場合Touch IDが機能しなくなるという。
つまり、ユーザがiPhone5sのホームボタンに指紋を押し当ててもロック画面の解除ができないというのだ。
今のところ解決方法無し
このような現象はデバイスを再起動しても、
Touch IDをいったん無効にしてまた有効に戻すなどをしても改善されず、
ユーザはパスコード或いはパスワードによってロック画面の解除をするしかないことになる。
またあるユーザによると、指紋をいったん全て削除し、
再度設定をしても同じ現象が起こるという。
またあるユーザは再度iOS7.1をクリーンインストールしても同じ現象が起こるという。
今のところApple公式の回答なし。今後の対応に期待
Touch IDがiOS7.1にアップデート後に一部のユーザのiPhone5sで問題があることについて、
今のところAppleのオフィシャルテクニカルサポートはまだ何ら回答を出していない。
分析によれば、これはiPhone5sの一部のモデル番号やハードウェア固有の問題の可能性があり、
この現象が起こる確率はごく少ないということだ。
いずれAppleから何らかの対応があることに期待したい。
記事は以上。