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【定番iOS7脱獄Tweak】超広範囲高機能カスタマイズTweak「Springtomize」が3にアップデート、iOS7に対応。使用マニュアル付

iOS脱獄アプリ・Tweakの中でも定番の、
SpringBoard(iOSのデスクトップ)の様々な設定が変更可能となるツール「Springtomize」が、
バージョン3にバージョンアップして待望のiOS7対応を果たした。
リポジトリはCydiaデフォルトのBigBossなので、
特にリポジトリを追加する必要はない。

このSpringtomize 3はUS$2.9だが、
Springtomize 2を購入していればUS$1.9でバージョンアップできる。

他のカスタマイズ系脱獄Tweakの機能のいいとこ取りみたいなTweakなので、
あまりにカスタマイズできる範囲が広く項目も多く、
他の脱獄Tweakと機能がかなりコンフリクト(バッティング)する。
つまり大抵のカスタマイズはこの脱獄Tweakだけ入れていてもいい感じだ。
一応私の環境では機能が重なる脱獄Tweakを両方入れていても、
今のところコンフリクトもなく問題なく動作しているが、
どうやら既に色々とコンフリクトの報告がなされているようだ。
念のため完全に機能が重なるものは、
Springtomizeに一本化して削除しておいた方がいいかもしれない。
(もちろん強制ではないし、このSpringtomizeでできないことも他の脱獄Tweakでできたりすることもあるのでお好みで。)

設定できる項目は以下の通り。

※インストールするとSpringBoardに「Springtomize」のアイコンが出るほか、
設定>Springtomizeでも設定変更可能だ。

■Springtomize3 メインメニュー

一番上がこの「Springtomize 3」Tweak自体のオン・オフを切り替えるスイッチだ。
それ以下は下の通り。

■Animations(アニメーション)

iOS7で増えた様々なアニメーションのスピードの調整をする。
Custom Speedをオンにすると、
その下のバーで調整したスピードに変更される。
数字が小さいほど速くなる。
この機能はFakeClockUpやNoSlowAnimationsとコンフリクトする。

■App Slider(アプリスイッチャー、App Switcher、マルチタスク切り替え画面)

アプリのマルチタスク切り替え画面の設定を変更する。
・Hide Icons:ページの下に表示されるアイコンを隠す。
・Resize Pages:ページ表示部分のサイズを変更する。大きくもできるし、小さくもできる。
・Home Action:ホーム画面を上にスライドするとRespring(リスプリング)するようになる。
このHome Action機能はSicarius(全てのアプリをシャットダウンする)とコンフリクトするので注意。
全てのアプリのシャットダウンはKillBackground7かCCSettingsあたりでやるようにしてもいいかも。

■Control Center(コントロールセンター)

コントロールセンターのカスタマイズをする。
・Hide Separators:区切り線のオン・オフ。
・Hide Quick Launch:クイック起動をオン・オフ。
・Hide Brightness:画面の明るさ調整をオン・オフ。
・Hide Media Controls:メディアコントロール(メディア再生)のオン・オフ。
・Hide AirDrop:AirDrop(エアドロップ)のオン・オフ。
・Hide Settings:設定のオン・オフ。
これも他のコントロールパネルカスタマイズTweakと当たるので、
私が導入しているCCSettingsのようにコントロールパネルの設定の部分しかいじれないようなTweakと併用するのがいいかもしれない。

■Dock(ドック)

画面下のドックをカスタマイズする。
・Hide Dock:SpringBoardからDockそのものを消してしまうことができる。
・Hide Background:Dockの背景のオン・オフ。
・Resize:Dockアイコンのサイズを調整できる。Resizeの右のオン・オフ切り替えトグルで機能のオン・オフをする。
・Hide Labels:アイコン名の表示のオン・オフ。

・Icons:Dockのアイコンの数を選べる。Defaultは初期設定。これはFive Icon DockやInfinidockとコンフリクトする。
・COVERFLOW:DockをCOVERFLOW(カバーフロー)風の表示に変更する。Enabledでこの機能のオン・オフ、Reverseで逆向きのオン・オフ。ちなみに順向きはこんな感じになる。

・FACTOR:Dockアイコンの間の隙間を調整する。値が小さいほど隙間が少なくなる。
・PERSPECTIVE:Dockの遠近を調整する。値を大きくするとこちらに近づいている感じになる。

■Folders(フォルダ)

フォルダの表示や機能のカスタマイズをする。
・Nested Folders:フォルダの中にフォルダが作れる機能のオン・オフ。
・Pinch to Close:開いているフォルダをピンチ動作で閉じることができる機能のオン・オフ。
・Transparent Background:フォルダ背景の透過のオン・オフ。
・Unblurred Icon:背景アイコンのぼかしのオン・オフ。
・Fast Open/Close:フォルダを開いたり閉じたりする際のアニメーションの高速化のオン・オフ。

・ICONS SETTINGS:フォルダ内アイコンの設定。Resizeでサイズ変更のオン・オフ、Resize Percentageでサイズ変更後のサイズを指定する。
・Hide Labels:フォルダ内アイコンのファイル名ラベルを隠す機能のオン・オフ。
・Columns:フォルダ内に表示するアイコンの横に並べられる数を指定する。
・Rows:フォルダ内に表示するアイコンの縦に並べられる数を指定する。

・COVERFLOW:フォルダ内のアイコンをCOVERFLOW(カバーフロー)風の表示に変更する。Enabledでこの機能のオン・オフ、Reverseで逆向きのオン・オフ。
・FACTOR:フォルダ内アイコンの間の隙間を調整する。値が小さいほど隙間が少なくなる。
・PERSPECTIVE:フォルダ内アイコンの遠近を調整する。値を大きくするとこちらに近づいている感じになる。
※上記の一部の機能はFolder Enhancer for iOS7やFive Icon Folders等とコンフリクトする。

■Icons(SpringBoardのアイコン)

SpringBoard上のアイコンに関するカスタマイズができる。
・Hide Updated:最近のアップデートバッジの表示のオン・オフ。
・Lock Layout:レイアウトの固定のオン・オフ。アイコンの位置を不用意に動かすことがなくなる。バッチリ決まっちゃった人に
・Disable Wiggling:アイコン長押しでアイコンを移動するモードになった際に、アイコンがぶるぶる震える動作のオン・オフ。
・Disable Uninstall:アプリのアンインストール機能のオン・オフ。
・Hide Badges:全てのアイコンからバッジを取り除く機能のオン・オフ。

・Icon Image Effect:アイコンのイメージに様々なエフェクトを追加できる。
・BADGE COLORS:アイコンにつくバッジの色を調整する。
・HIDE ICONS:Spring Boardから通常消せないアプリを隠す。Hide Newsstandはニューススタンド、Hide SpringtomizeはSpringtomizeのアイコンを消去可能。またHide Iconsで表示を消したいアイコンを選択することもできる。
※上記はかなりの数の脱獄Tweakの機能とバッティングする。好きな方を選ぼう。

■Lock Screen(ロックスクリーン)

ロック画面のカスタマイズをする。
・Hide Camera:カメラの表示を消去する機能のオン・オフ。
・Slider Style:ロック画面解除のスライダー部分のスタイルをカスタマイズ。
・Time Font Size:時計表示のフォントサイズを調整する。
・Time Style:時計表示のスタイルをカスタマイズ。
・Date Font Size:日付表示のフォントサイズを調整する。
・Date Style:日付表示のスタイルをカスタマイズ。
※上記もロック画面カスタマイズ系Tweakと相当バッティングする。。

■Pages(ページ)

SpringBoardのページ切り替え部分の表示をカスタマイズ。
・Hide Dots:画面下のPage位置を表示するドットのオン・オフ。
・Disable Spotlight:下にスワイプすると現れるSpotlightのオン・オフ。
・ICONS SETTINGS:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンのサイズのカスタマイズ。
・Hide Labels:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンのラベルのオン・オフ。

・Columns:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンの横に並べる数をカスタマイズ。
・Rows:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンの縦に並べる数をカスタマイズ。
・COVERFLOW:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンをCOVERFLOW(カバーフロー)風の表示に変更する。Enabledでこの機能のオン・オフ、Reverseで逆向きのオン・オフ。
・FACTOR:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンの間の隙間を調整する。値が小さいほど隙間が少なくなる。
・PERSPECTIVE:ページ(SpringBoard)に表示されるアイコンの遠近を調整する。値を大きくするとこちらに近づいている感じになる。
※こちらも相当の数のSpringBoardカスタマイズ系Tweakとコンフリクトする。

■Status Bar(ステータスバー)

ステータスバーをカスタマイズ。
・Custom Carrier:キャリア名をカスタマイズする。基本的に文字列しかいじれないので、画像を入れたい場合はZeppelinに劣る。
・Custom Time:時間表示のところを好きな文字列にカスタマイズできる。
・HIDE ITEMS:ステータスバー表示アイテムのオン・オフ。

以上のようにSpringtomize3は非常に多機能かつ高性能なので、
これまで入れていたカスタマイズ系脱獄Tweakとの兼ね合いも考えながら、
オン・オフやカスタマイズをしていく必要がある。

記事は以上。

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