Appleは本日から、
iPhone5sの雑誌での宣伝を開始した。
そしてその宣伝文句は「指先がパスワード」、
つまりiPhone5sにてAppleとして初めて導入された指紋識別機能、
Touch IDをクローズアップしているのである。
新型iPhoneの最も特徴的な機能として、
当然のことであろう。
昨日の記事でTouch IDの原形や開発をしたAuthenTecの創業者の苦労話などを書いたが、
本日アメリカ特許商標局が公布した特許申請が、
AppleがTouch IDを将来的にiPadやMacBookにその機能を搭載することを示唆している。
そのAppleの特許申請によると、
彼らはTouch IDに更に指紋認識率が高くなる技術的な方法を追加するという。
この認識率は現在市場に出回っている全ての指紋センサーを凌駕するもので、
しかも感電などの問題も一切ないというものであるようだ。
また将来的にこの指紋認証センサーはデバイスのディスプレイの下側に取り付けられ、
現在のiPhone5sのように外に露出しなくなるとのことだ。
Appleは今後の製品・デバイスのほぼ全てに、
このTouch IDを導入し、
またこのTouch IDは更に今よりも賢くなっていくということになろう。
この特許は最初期で2013年度の第二四半期、
iPhone5sのリリースの半年前に提出され、
Apple社員のJean-Marie Bussat、Steven Hotelling、Benjamin Lyonが発明したものとして申請がなされていることがわかっている。
記事は以上。