中国の十八大も終わり、政権が入れ替わった。
中国ネット監視・検閲・規制システムであるGFWはその影響もあってますます強化が行われ、
主立ったVPNサービスが狙い撃ちされ、餌食になっている。
私が以前から紹介している12VPNも例外ではない。
私の場合、WiFi環境下ではPC/MacのOpenVPN(Viscosity使用)は接続できるが、
時間が経つと切れてしまうことがある。
また中国聯通(チャイナユニコム)3G環境下での、
iOS(iPhone, iPad等)のIPSec、L2TP接続が繋がらない。
そこで、12VPNのサポートに問い合わせたところ、
以下のような回答が返ってきたのでご参考まで。
「恐らく中国のGFWがまた我々のサーバをブロックしているためと思われます。
現在中国にいるユーザに対しVPNが使えるように解決策を練っていますが、
それまでに3週間ほどかかると思われます。
PC/Mac上では、VPN.tvをご利用ください。詳細はこちらです。
(※小龍注:Google Chromeにアドオンを追加するタイプ。12VPNのアカウントで使用できる。)
iPhone/iPadでは、こちらの方法でPPTPを使用してみてください。
但し、接続サーバ名は”ord.pptp.eu”を使ってください。」
ということで、緊急回避策はあるようだ。
いずれは(3週間程度で)戻るだろうが、
その間のつなぎには上記の方法を試してはいかがだろうか。
(詳細の方法や、不明な点は私に聞かず12VPNサポートに問い合わせてほしい)
また別途紹介しているもう1つのVPNサービス、
「つながるNow」は現在も全く問題なく接続できている。
中国ではいつ使っているサービスが規制されるかわからないため、
私の経験上、VPN等壁越えサービスは、
いざという時のために2つ以上は用意しておいた方がいいと思われる。
記事は以上