既にアメリカやイギリスなどでサービスが始まっている【Apple Pay】については日本ではまだサービスが開始されていないため、日本人にはほとんどなじみがないかもしれない。
Apple PayはPOSマシンでNFCチップの非接触方式による決済が可能なだけでなく、ネット上でデジタル製品や通常の製品の購入にも使うことができる。基本的にはクレジットカードのような作用をするといえばわかりやすいだろうか。現在、アメリカとイギリスではこのオフライン店舗とオンライン店舗での2種類のApple Payの運用が既に始まっている。
当ブログでもお伝えしているとおり、中国国内でのApple Payの開始がカウントダウン状態になっている昨今だが、そんな中、中国のユーザが中国のApp Storeの中で、こんな中国語のApple Payを使った購入画面があることを発見し話題となっている。
この画面から、中国大陸地区のApp Storeでは既に多くのアプリがApple Payでの支払いに対応していることがみてとれる。Apple Payの運用が正式に開始されると、ユーザは支払いの過程で、iPhoneのTouch IDをタッチするだけでアプリを購入できるようになる。※もちろん、この画面はまだ正式なものではないため、まだApple Payで購入することはできない。
最近、AppleはiOS 9の正式版やベータ版の更新を比較的頻繁に行っているため、毎回それが中国でのApple Payのリリースの合図ではないかと中国国内のユーザは毎回やきもきしている。これまでApple公式から出た情報によれば、Apple Payは今年の旧正月(2月8日)以前にリリースされるということだが、具体的な日にちはまだ明らかになっていない。
なお、Apple公式サイトの中国大陸版では、更にApple Payに対応した銀行として4つの銀行(北京銀行、交通銀行、寧波銀行、華夏銀行)が追加された。これでApple Payに対応した中国国内の銀行は19行となった。Apple Payと提携した銀行の最新情報についてはこちらで確認可能だ。
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(記事情報元:WeiPhone)