Digitimes Researchのシニア・アナリスト、Luke Lin氏の情報によると、Appleの次期新型iPhone SE、【iPhone SE 2】はワイヤレス充電機能を搭載し、2018年夏に登場するということです。
またiPhone SE 2の外観は、ワイヤレス充電機能に干渉しないようiPhone 8シリーズやiPhone Xと同様ガラスを使ったものとなるとのことですが、iPhone 8シリーズやiPhone Xのような3Dタッチ（感圧タッチ）機能は搭載しないということです。また発売時期は5月或いは6月とされ、第二四半期（4〜6月）に量産される、とのことです。ただ、気になる値段や防水性能、ホームボタンの有無やFace IDの有無などについては触れられていません。
iPhone SE 2のサイズについては詳細がリークしていないものの、それ以外の情報はこれまでの噂と概ね同じものとなっています。以下は、これまでのiPhone SE 2に関する噂情報のまとめです。
昨年8月から、二代目のiPhone SE、iPhone SE 2の噂が出始めました。インドのTekz24は、Appleの次世代iPhone SEにはA10 Fusionチップ（iPhone 7/7 Plusに搭載されているものと同等）、2GB RAM、32GBと128GBの2種類の展開で、初代より大きい1,700mAhのバッテリーが搭載されると報じています。
発売時期に関しては例えば台湾のFocus Taiwanの情報では2018Q1（第一四半期）にリリースされるというものもありましたが、同じく台湾のEconomic Daily Newsによれば、iPhone SE 2は2018年前半に販売されると報じられていて、インドのバンガロールにあるiPhoneの組立委託先、台湾ウィストロン（Wistron、緯創資通）の現地工場で組立が行われているとのことです。また台湾のマーケティングリサーチ会社のTrendForceも、Appleが2018年に第二世代のiPhone SEをリリースすると報じていて、ミドルレンジのスマートフォン市場に狙いを定めたものだと指摘しています。
Appleは2016年3月に現行のiPhone SEをリリースした後、iPhone SEそのものは更新していません。ただ、2017年3月に内蔵メモリ容量を32GBと128GBにそれぞれ倍増しています。昨年もiPhone SEの第二世代が出るのではないかという予測が年始に出ていましたが、結局出ることはありませんでした。ただ、やはり2年周期でキャリア契約が切り替わるところが殆どと考えれば、2018年3月にiPhone SE 2がリリースされてもおかしくはないと思われ、また3月にリリースされるのであれば今既に量産が行われていることになります。
しかしiPhone SE 2は詳細スペックがなかなかリークしてきません。もしかしたら製造が中国ではなくインドだから、という理由があるかもしれません（中国は組立工場やその取引先の工場内部でリーク情報を売って一攫千金を狙う人がいるから。。？でもインドにもいないとは限りませんが）。
記事は以上です。
（記事情報元：Digitimes）