USPTO(米国特許商標庁)は本日、公式にAppleが取得した32の特許を公表した。そのうちの1つに、現在はiPad Proのみのオプションとして販売されているApple PencilのものがあったとPatently Appleが紹介している。
Appleは新しいApple Pencilを、Magic Trackpadに対応させることでMacの世界に持ち込もうと考えているようだ。また更にApple Pencilは空中でもモーションセンサーが働くようにデザインされ、プレゼンの際に空中をスワイプすることでキーノート(AppleのPagesやMicrosoftのOffice等)のスライドを次の画面に遷移するなどの動作もできるようになるようだ。
また更にApple Pencilはゲームのジョイスティックや剣や杖など、ゲームコントローラの役割も果たせるようになるようだ。特許出願文書によれば
、かなり優れた反応速度でスピード感溢れる操作とグッドデザインに仕上がっているようで、今年中には市場に投入されるかもしれないとみられている。これまで、取得された特許がすぐに使われるという例は少ないが、Apple Pencilに関しては例外としてすぐに適用される可能性があるという。
2016年5月の特許出願レポートの詳細はこちらをご覧あれ。
Appleが取得した今回の特許番号9,400,570は、2014年Q4に出願され、本日USPTOより公布された。
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(記事情報元:Patently Apple)