米国時間9月22日、中国国家主席の習近平は米国ワシントン州の最大の都市シアトルに到着し、早速訪米行事をこなしている。
今回習近平国家主席には、テンセント(Tencent、騰訊)のポニー・マー(馬化騰)CEO、アリババ(阿里巴巴)のジャック・マー(馬雲)会長、レノボ(Lenovo、聯想)の楊元慶CEO、そしてバイドゥ(百度)のロビン・リー(李彦宏)CEOなど、そうそうたる中国IT業界の巨頭達が同行しているのも面白い。
現地時間22日の夜、習近平主席は米中貿易全国委員会が主催した晩餐会に招待され出席した。そして、中国版Twitter”Weibo(微博)”の@丽媛粉丝团によって習近平主席が宴会の時に使用していたスマートフォンが暴露されたのだ!
習近平国家主席が使っているスマートフォンとは。。
そのスマホとは、ZTEの最新のAxon天機だ。現在、市場価格はハイスペック版が2,699元(約50,700円)、スーパーハイスペック版が3,888元(約73,000円)と最新のiPhone 6sよりは全然高くない価格だ。
スペック的には、ハイスペック版は5.5インチ2K抗菌ディスプレイ(解像度2,560×1,400)、Snapdragon 810プロセッサ、4GB RAM、128GBメモリ、背面カメラがダブルカメラで1,300万画素+200万画素、4K動画撮影に対応、フロントカメラは800万画素、3,000mAhのバッテリー搭載で4Gオールネットワーク対応だ。そのほかに、ツインHi-Fiや指紋認証、声紋認証、眼球認証などのバイオセキュリティ認識機能を備えている。
実は去年3月に、習近平主席の妻でファーストレディの彭麗媛が使用していたのがZTE Nubia Z5 miniであることがメディアに暴露されていることから、習近平主席がZTEを使っているのは不思議ではない。
記事情報元のMyDriversによれば、もちろん上記のことは裏がとれている情報ではなく、もしかしたら記者やお付きの人のスマートフォンの可能性もあるため、あまり本気にしないように、とのこと。
画蛇添足 One more thing…
習近平主席が中国国産のスマートフォンを使うことは自然だし、セキュリティ的にも国産のものを使うのが正しいといえる。春節(旧正月)の国民への挨拶ではネット用語を使うなど、庶民化イメージを打ち出している習主席なだけに、最高級のスマートフォン(iPhoneだけではなく、他にももっと高いスマホは沢山ある)を選んでいないのも不自然ではない。
ZTEはこれで株を上げるかもしれない?
記事は以上。
(記事情報元:MyDrivers)