今年秋にリリースされると思われる、Appleの次世代iPhone【iPhone 7】。これまでと同様、iPhone 7は4.7インチの【iPhone 7】と5.5インチの【iPhone 7 Plus】の2種類がリリースされると予測される(もしかしたらiPhone 5SEの後継として4インチの【iPhone 7 mini】もリリースされるかも?)。
そして大サイズのPlusには、無印のものよりも性能アップが施されているのもここ最近2年連続のリリースでわかっている。バッテリーの容量が大きいのは当然として、例えば一昨年のiPhone 6 Plusは、無印iPhone 6にはない光学手ぶれ補正機能がついていたり、去年のiPhone 6s Plusには無印iPhone 6sにはないビデオでの光学手ぶれ補正機能がつくなど、カメラの性能が無印よりもよくなっているというものだった。
ということは【iPhone 7 Plus】にも自然に【iPhone 7】よりもカメラの性能がよくなるという期待が寄せられるのも当然だ。そんな中、最近妙に新機種情報を連発しているKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuo氏がiPhone 7 Plusのカメラ性能について以下の予測をしていることがわかった。
iPhone 7 Plusはデュアルレンズを搭載か
実はこれまでiPhone 6やiPhone 6sにもデュアルレンズ搭載の噂は絶えなかったが、結局実現されなかった。その原因は、Appleにその十分な技術が習得されていなかったからとされる。しかしそれが2015年にAppleが買収したイスラエルの”LinX”社のテクノロジーによって、とうとう実現可能になったというのだ。
Appleは昨年”LinX”社を買収後1週間後にデュアルレンズテクノロジーに関わる特許を出願しており、将来のiPhoneに搭載されるのではないかと噂されていたが、それが早くも実現されるということだろうか。
iPhone 7 Plusは2〜3倍の光学ズーム機能搭載か
これもずいぶんと待たれていた機能だが、【iPhone 7 Plus】ではようやく光学ズーム機能が搭載されるとも予測されている。
これまでズームをするとデジタルズームのためずいぶんと画質が落ちてしまっていたが、もし光学ズームが搭載されれば画質を落とさずにズームすることができるようになる。
画蛇添足 One more thing…
もちろん上記は単なる一アナリストの予測に過ぎないが、Ming-Chi Kuo氏はこれまで新製品の情報を数多く出して、比較的正しい情報を出しているため、全く出鱈目をいっているわけではなさそうだ。ただ、最近Ming-Chi Kuo氏は新型4インチiPhoneといわれる【iPhone 5SE】の情報を立て続けにリリースしている。
本日のAppleの会計年度2016年度Q1(2015年10月〜12月)財務レポートでその成長が大きく鈍化したことでAppleの株価が2%ほど下がったことから、投資家に向けてAppleにとって有利な情報を立て続けに出して、あまり売りに出さないように仕向けているのかもしれない。
しかしデュアルレンズの見た目、それからiPhone 6sよりも更に薄くなるといわれているiPhone 7の端末筐体に余計出っ張るカメラというのは正直デザイン的に受け入れられないのではないだろうか。。
記事は以上。
(記事情報元:Apple Insider,9to5Mac)