アメリカの≪Chicago Tribune≫の報道によると、Appleはシカゴ政府にApple Store旗艦店を開設するための申請をし、そのための計画書を提出したが、その中に外観パース図があったといい、その外観パース図が暴露されている。
シカゴApple Store旗艦店の総面積は20,000平方フィート(約1,858平米)で、シカゴ河北岸のミシガン通り商圏の中心に開かれる予定だ。外観パース図からは、この新しい旗艦店は透明なガラスで構成されており、全体のデザインはAppleのカリフォルニア州スタンフォード2旗艦店に非常に似ている。同店は非常に精巧に作られたガラスのエントランスが設けられ、屋根はエコ効果にも優れたカーボン繊維素材で作られ、同時に地下ショッピングセンターに繋がる設計になっているという。
以前、このシカゴフラッグシップアップルストアはプリツカー賞(Pritzker Architecture Prize)受賞デザイナーであるイギリス人のノーマン・フォスターによる設計だと噂されてきた。ちなみにフォスターはAppleの新しいクパティーノの新社屋、Apple Campus 2のメインデザイナーだ。
※ちなみにプリツカー賞は建築界のノーベル賞と呼ばれているほどの賞で、丹下健三や安藤忠雄はじめこれまで6人の日本人デザイナーが受賞しているほか、2020年東京オリンピック会場となる予定だった新国立競技場で廃案となったデザインをしたあのザハ・ハディットも2004年にこのプリツカー賞を受賞している。
計画書によれば、このAppleのシカゴフラッグシップストアは、以前あったグルメスポットとの入れ替わりになるようで、土地所有者のZeller Realty Groupは火曜日にシカゴ都市計画委員会にこの提案を提出するという。
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(記事情報元:Chicago Tribune)