Appleのティム・クック(Tim Cook)CEOが、来週スコットランドのグラスゴー大学(University of Glasgow)で、同大学の名誉学位を受けると共に、同学の教職員や学生と共に”炉辺談話(Fireside Chat)”をし、また質疑応答もすることになった。
無料チケットは一瞬で売り切れ
具体的な時間はグリニッジ標準時間の2月8日午後6時〜7時で、イベントは同学の教職員や学生や卒業生に対して分け隔てなく開かれたが、無料のチケットは争奪戦の上一瞬でなくなってしまったようだ。
これはクックCEOが初めてイギリスの学術機関で行うイベントで、まずクックCEO自身がこのようなイベントに顔を出すこと自体、珍しい。
グラスゴー大学の学生や教職員との”炉辺談話”のテーマとは?
2014年、エドワード・スノーデンがグラスゴー大学の学生組織から学生校長に推薦されたこともあり、今回のクックCEOの”炉辺談話”のテーマはプライバシーや暗号化、そして政府の政策などにも及ぶ可能性が高いとみられる。
グラスゴー大学はTwitter等でこのイベントを告知
Thrilled to welcome @Apple CEO @tim_cook to UofG for an honorary degree & chat 🍎 Open to UofG students, staff & alum https://t.co/zZNIjmS3ls
— Uni of Glasgow (@UofGlasgow) 2017年2月3日
グラスゴー大学はTwitter上でこのイベントの情報を公開しており、このイベントは同学のBute Hallにて行われる。昨日の情報では、クックCEOはニュース博物館(Newseum)の2017年自由表現対象(自由演説ジャンル)も受賞し、授賞式は2017年4月18日に行われる予定。
クックCEOが名誉学位を取得した理由とは
グラスゴー大学のページによれば、クックCEOが今回名誉学位を取得したのは、”イノベーティブな製品とサービス”を導いたのが理由とされ、また従業員へのチャリティ参加の推奨や、再生可能なエネルギーのAppleの事業所・店舗・データセンターへの使用もクックCEOの個人的な受賞の理由とされている。
クックCEOがこれまで取得した名誉学位と本学位
クックCEOはこれまでジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の名誉学位も取得している。ちなみにクックCEOの本来の学位はアラバマ州のオーバーン大学(Auburn University)のもので、更にノースカロライナ州のデューク大学(Duke University)のMBAも取得している。
記事は以上。
(記事情報元:Apple Insider)