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MacBookのバッテリー持続時間の救世主に?ブラウザOpera開発者版に節電モードが追加

MacのブラウザといえばSafariかChromeまたはFirefoxが有名だが、Operaの存在を忘れていないだろうか?

Chromeにも開発者バージョンのCanaryがあるが、Operaにも開発者版【Opera Developer】がある。そしてそのOperaの開発者バージョンに節電モード(省電力モード、Power Saver)が最近新たに追加された。この節電モードはMacBook等のノートブック型コンピュータのために開発された機能で、ノートパソコンユーザがブラウザを使う時のバッテリーの持続時間を長くしようというものだ。

Opera Developer(開発者版)のみに搭載「節電モード」

Operaでは、上記の通りまだ開発者バージョン(Opera Developer)のみにこの節電モード機能が存在する。Operaの公式発表によれば、この節電モードによって、Chromeよりも50%もバッテリー持続時間を増やすことができるといい、重度のウェブサイト閲覧ユーザによっては3時間も持続時間を延ばすことができるようだ。

ちなみにその数値を導き出したテストはCore i7-5600U、16GB RAM、そしてWindows 10を搭載したLenovo X250上で行われたもので、MacBookユーザにはどれくらい有効なのかはしっかりテストされたわけではない。

なお、節電モードの原理としては、ウェブページの更新や動画の再生やアクティブになっていないタブの動作の停止などが挙げられるという。

私自身も仕事のためのブログを書いたり情報収集をしたりするためにかなりヘビーなウェブサイト閲覧をするユーザなので、12インチ Retina MacBookを外出中に使うことが多いので、バッテリーの持続時間が長くなるのは大歓迎だ。今後このOpera Developerを使ってテストを行っていきたいと思う。

 

Opera開発者版の節電モードを使う方法(Mac版)

  1. Operaの日本語版開発者バージョンを以下の画像をクリックしたリンク先からダウンロードする。

  2. Opera Developerメニューから、環境設定をクリック。
  3. 基本設定のPower SaverのところのAlways show power saver iconのチェックボックスをONにする。
  4. 右上にバッテリーアイコンが現れるので、クリックする。デフォルトではPower Saver(節電モード)はオフになっているので、Turn on to save battery powerと書いているところのスイッチをオンにする。
  5. You are saving battery powerという表示になればOKだ。

 

Opera開発者バージョンには広告ブロック機能もついており、それによって更に節電を可能するという。もただ、広告ブロックをすると一部のサイトが正確に表示されない場合もあるので注意が必要だ。

 

無料VPN機能も搭載

なお、Operaの開発者バージョンにはなんと無料のBrowser VPN機能も存在する。接続先もアメリカ、カナダ、ドイツ、オランダの4カ国が選択できる。

セキュアな接続環境が欲しい人や、中国やイランなどネット規制がある国や地域でその規制を外すのにも使うことができる。

ただ、私の中国からの環境ではうまく接続できなかった。接続できたという人もいるが、無料のため今後中国政府の監視に引っかかる可能性があり、また以前Operaに同様のVPN機能が搭載されたことがあるが、結局使えなくなった経緯もあり、今後使えることが保証されているわけではない。

ちなみにiOS版のOpera VPNアプリも登場しているが、私の環境ではダウンロード初日は繋がったが2日目から繋がらなくなってしまった。

当ブログでは中国ネット規制の回避方法を記事にまとめている。ご参考まで。

また、Google Chromeの開発者版Canaryについても記事にしているので、よろしければご参考まで。

記事は以上。

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