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iPhone X、11月リリース以来現在まで毎週最も売れているiPhone機種に

本日行われたAppleの2018年Q1(第一四半期、会計年度。カレンダーでは2017年Q4)の業績発表で、ティム・クック(Tim Cook)CEOはiPhone Xが予想を上回り、11月にリリースされてから毎週「最も売れているiPhone」となっていることを明かしています。

Appleは、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusの新機種ラインナップが、iPhone発売以来、全てのその年の新機種の組み合わせよりも多い収入を記録したことを発表しました。

iPhone全体の合計としてはアナリストの予測を下回ったが、iPhone Xのおかげで平均単価はアップ

会計レポートで、AppleはiPhoneの販売台数をモデルごとにわけて発表しているわけではありません。2017Q4でAppleは合計7,730万台のiPhoneを売っており、これはアナリスト達の予測を下回りました。

AppleのiPhone販売価格はiPhone Xのおかげで昨年同期の$695に比べ、$796に引き上げられました。

 

全てはiPhone Xのおかげ?

クックCEOはiPhone Xの顧客満足度は「ぶっちぎり」としており、Face IDは「ものすごく受け入れられている」と表現しています。ただ、Appleの共同創業者の一人、スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak)氏はiPhone Xが気に入っていないようです。。

クックCEOは、iPhone Xの将来について、このラインナップに更に2種類のiPhone Xスタイルのデバイスを導入することによって拡大するのかという質問に対して、当然のことながらコメントを避けています。

いずれにせよ、クックCEOはiPhone Xのヒットに刺激を感じているとし、Appleは既に次世代の開発にとりかかっていることを明らかにしています。

 

今四半期では更なるiPhoneの収入の成長も?

また将来について、Appleのルカ・マエストリ(Luca Maestri)CFOは、Appleが次の四半期ではiPhoneの収入が前四半期に比べ二桁台の成長をすると見込んでいることについての質問に答えました。iPhoneの小売販売の成長について、マエストリCEOは更に販売が加速するだろうとしています(供給が間に合い、在庫ができたからと思われます)。

Appleは会計年度2018Q2での予測営業収入を600億〜620億ドル(約6兆6,198億円〜6兆8,405億円)とみており、売上総利益率を38〜38.5%としています。

 

売上でiPhoneが占める割合が70%に!iPhone頼みの運営体制が更に浮き彫りに

しかし気になるのが、営業収入のうち、iPhoneが占める比率が70%になっていることです。その他の項目が伸びていないわけではないのですが、サービス業務も10%に減ってしまいました。iPhone一辺倒の運営体制は、万一iPhoneがこけたときにはとんでもないことになってしまいそうな気がしています。。Appleは次の柱となるキラーアイテムを作り出すことができるのでしょうか?

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors 1 , MacRumors 2

 

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