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【256GBモデルの修理費用はなんと本体の75%!】iPhone Duoの保証外修理料金、内側画面182,800円・その他の損傷273,800円

Appleが、明日10月16日21時(記事更新時点)に日本で予約が始まる折りたたみ式iPhone【iPhone Duo】の保証外修理料金を公開しました。米国の修理見積ページでは内側ディスプレイが約15万8,300円(999ドル)、「その他の損傷」が約23万7,500円(1,499ドル)、日本の見積ページでは内側ディスプレイ182,800円、その他の損傷273,800円です。本体価格364,800円の端末で、修理1回に最大273,800円がかかる計算になります。この数字をiPhone 18 Pro Maxや米国・中国の料金と並べてみると、Appleが折りたたみの修理代をどういう計算で決めているのかがはっきり見えてきました。

画像:Apple(日本)(製品ページ)

日本の保証外修理料金は8項目

Appleの日本の修理見積ページに出ているiPhone Duoの保証外の見積額は次の通りです。日本の金額は気になる、記になる…とすまほダイジェストが同じページを元に10月15日に伝えており、両媒体の数字は全項目で一致しています。いずれも税込の見積額で、最終的な金額は診断後に確定するので、注意が必要です。

米国の修理見積ページの金額は9to5Macが10月14日に転記しており、カバーレイヤー約7,800円(49ドル)、背面ガラス約3万1,500円(199ドル)、バッテリーと背面カメラが各約3万6,300円(229ドル)、外側ディスプレイ約6万円(379ドル)、外側ディスプレイと背面ガラス約8万700円(509ドル)、内側ディスプレイ約15万8,300円(999ドル)、その他の損傷約23万7,500円(1,499ドル)です。米国は税抜、日本は税込です。単純比較はできませんが、日本の金額は本体価格も修理代も米国の換算額のちょうど約15%増しで揃っています。本体364,800円に対して米国は約31万6,800円(1,999ドル)、内側ディスプレイは182,800円に対して約15万8,300円、その他の損傷は273,800円に対して約23万7,500円です。消費税10%を差し引けば残りは5%程度で、これは通常のiPhoneの日本価格と同じ水準です。日本だけ修理代が割高に設定されているわけではありません。

それでもその他の損傷273,800円という金額は、当ブログでもお伝えしたiPhone 18 Pro Max(256GB)の本体価格239,800円より34,000円高い金額です。修理代1回で新品のiPhone 18 Pro Maxが買えてお釣りが来ることになります。

Appleとしては初となる折りたたみスマートフォン【iPhone Duo】は、日本では2026年10月16日午後9時に予約注文が始まり、10月23日に発売され、日本の価格は364,800円からとなっています。米国のApple Storeは10月12日から予約に向けた事前準備を案内していますが、日本で購入する人は国内の予約日時と価格を基準に選ぶことになります。画像:Apple10月12日は米国の事前準備、注文開始は16日米国のApple購入ページには、10月12日の事前準備、16日午前5時の予約開始、23日の発売と段階が別々に記載されています。16日の米国太平洋時間は夏...
【10月16日予約】iPhone Duoは364,800円から、米国では12日に事前準備開始 - 小龍茶館

内側ディスプレイは本体価格の50%、その他の損傷は75%。。。恐ろしい金額に

そしてこれは当然といえるかもしれませんが、日本・米国・中国の3地域の金額を本体価格で割ってみると、同じ比率が出てきます。

日本は内側ディスプレイ182,800円÷364,800円=約50.1%、その他の損傷273,800円÷364,800円=約75.1%です。米国は約15万8,300円(999ドル)÷約31万6,800円(1,999ドル)=約50.0%、約23万7,500円(1,499ドル)÷約31万6,800円(1,999ドル)=約75.0%です。中国はIT之家が10月14日に伝えた内側ディスプレイ7,998元÷本体価格15,999元=約50.0%、その他の損傷11,998元÷15,999元=約75.0%です。端数の付き方まで見ると、日本の364,800円×0.75=273,600円に一番近い「〜800円」で終わる価格が273,800円、364,800円×0.5=182,400円に一番近いのが182,800円となっており、3地域とも本体価格に50%と75%を掛けて現地の端数に丸めた金額になっています。

ということは、iPhone Duoの修理代は部品代や作業時間から積み上げたものではなく、本体価格から逆算して決められていることを意味しています。その他の損傷は実質的に本体の交換ですから、Appleは「本体を25%引きで交換する」という相当大雑把な値付けをしています。同じ計算をiPhone 18 Pro Maxでやってみると、日本の見積額その他の損傷160,800円÷本体価格239,800円=約67%で、こちらは3分の2です。iPhone Duoは通常のiPhoneより高い掛け率が設定されており、折りたたみ機構の分だけ交換のコストが高いとAppleが見ていることがうかがえます。

iPhone 18 Pro Maxとの比較、外側画面は同額・バッテリーは1.8倍

項目ごとにiPhone 18 Pro Maxの日本の保証外料金と並べると、違いの出方が面白いです。外側ディスプレイの64,800円は、iPhone 18 Pro Maxの画面の損傷64,800円とぴったり同じ金額です。5.4インチの外側ディスプレイと、それよりずっと大きいiPhone 18 Pro Maxの画面が同額で、内側ディスプレイの182,800円はPro Maxの画面の約2.8倍となります。バッテリーは40,800円で、当ブログでもお伝えしたiPhone 18 Pro Maxの22,800円の約1.8倍です。

本体が2つに分かれている構造のため、交換の作業そのものがPro Maxより重いということを反映していると考えられます。背面ガラスは34,800円でPro Maxの27,800円より7,000円高い一方、背面カメラは40,800円でPro Maxの43,800円より3,000円安く、ここだけはiPhone Duoの方が安い項目です(その分、相当性能は落ちているので納得ですが)。

iPhone 18 Proと18 Pro Maxの保証外バッテリー交換は、日本では見積額22,800円です。米国の交換料金は、日本円換算の参考値で約2万円(129ドル)になりました。MacRumorsが米国時間9月17日、Appleの修理ページに載った料金を紹介し、9to5Macも同じ額を伝えています。ちょうど9月18日の発売を前に控えたタイミングでの判明となりました。ちなみに私も今日香港版を入手予定です。画像はイメージです。米国ではiPhone 16 Pro・17 Proが約1.9万円(119ドル)でした。約1,600円(10ドル)の値上げで、率にすると約8%です。約2万円になったの...
iPhone 18 Proの保証外バッテリー交換は日本で22,800円 - 小龍茶館

AppleCare+は月額2,980円、加入すれば内側ディスプレイは12,900円

日本でiPhone Duo向けに用意されているのはAppleCare+盗難・紛失プランで、料金は月額2,980円または年額29,800円だとiPhone Maniaが伝えています。iPhone 18 Pro Maxの月額1,940円と比べて1,040円高く、約1.5倍です。加入時の修理サービス料は気になる、記になる…によると、カバーレイヤー3,200円、背面ガラス3,700円、外側ディスプレイ3,700円、バッテリー0円、内側ディスプレイ12,900円、その他の損傷12,900円です。米国は月額約3,200円(19.99ドル)で、前面画面約4,600円(29ドル)、内側ディスプレイ約1万5,700円(99ドル)、盗難・紛失約2万3,600円(149ドル)と9to5Macが伝えています。

年額で2年加入すると59,600円で、内側ディスプレイを1回直しても合計72,500円です。保証外の182,800円と比べると110,300円の差となります。その他の損傷なら保証外273,800円に対して加入時は合計72,500円で、差は201,300円です。つまり2年の間に内側ディスプレイを1回割っただけで、AppleCare+の2年分の料金は丸ごと元が取れてしまいます。通常のiPhoneなら「落とさない自信があれば加入しない」という選択もありましたが、iPhone Duoは保証外の金額が本体価格の半分と4分の3ですから、AppleCare+込みの金額が実質の本体価格だと考えた方がよさそうです。256GBなら364,800円+2年分59,600円で424,400円となります。皆さんが欲しがる512GBなら、、もっと高くなります。

カバーレイヤーは8,800円で貼り替え

見積の一番上にあるカバーレイヤーは、内側ディスプレイの表面に貼られているナノテクスチャの層で、折り目を目立たなくする役目を持っています。Appleのハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントのKate Bergeron氏は10月1日に公開されたインタビューで、この層について「実は交換可能で、その層を剥がして新しいものに替えられるのはお客様にとって本当によいことです」と述べていたとMacRumorsが伝えています。その時点では米国のAppleCare+加入時の約3,000円(19ドル)しか分かっておらず、今回の公開で保証外は日本8,800円、米国約7,800円(49ドル)と判明した形です。MacRumorsによると、公式の貼り替えはApple StoreとApple正規サービスプロバイダに限られる見通しで、利用者が自分で簡単に剥がせるかどうかはまだ分かっていません。折り目が目立ってきたら8,800円で表面だけ新品に戻せるというのは、内側ディスプレイ丸ごと182,800円に比べればかなり現実的な金額です。

中国の修理代と、JD.comの7,999元「購入権」

中国の保証外料金はIT之家によると、カバーレイヤー398元(約9,400円)、背面ガラス1,598元(約3万7,800円)、バッテリー1,898元(約4万4,900円)、外側ディスプレイ3,198元(約7万5,700円)、内側ディスプレイ7,998元(約18万9,300円)、その他の損傷11,998元(約28万4,000円)です。中国の本体価格は15,999元(約37万8,700円)ですから、日本の364,800円の方が本体も修理代も中国より少し安い計算になります。中国の2年間のAppleCare+は2,599元(約6万1,500円)で、こちらは日本の年額2年分59,600円とほぼ同じです。

一方で中国のJD.comは、7,999元(約18万9,300円)の「iPhone Duo早期購入権パッケージ」を再び掲載したとIT之家が伝えています。中身は256GBと512GB版の購入権に、999元の買い替え補助、90日間の交換、1年間の修理無料、5年間のバッテリー無料交換、ケース・充電器・保護フィルムが付くもので、PLUS会員限定、購入権は10月16日20時に付与され、権益を使っていなければ注文から24時間以内の返金が可能とのことです。バッテリー交換が1回1,898元ですから、5年分の無料交換を前面に出すのは、Appleの修理代が高いことを逆手に取った売り方といえるでしょう。予約開始前から転売価格ではなく修理保証を売り物にしているあたりに、中国市場での折りたたみiPhoneの需要の読みが表れています。

ただし、中国本土版はeSIMが2枚しか入らないので、中国本土キャリアのeSIMをゲットしなければならない方以外は選択肢には入らないといえるでしょう。更にFaceTimeは使えないですし、台湾の国旗も表示されませんし、他にもいくつも中国本土版ならではの制約があります。特に中国で暮らしていない外国人にとっては全く意味がない代物です。

小龍的にはこう思った

修理代が本体価格の比率で決まるのは通常のiPhoneでも同じですが、iPhone Duoはその比率が内側ディスプレイで50%、その他の損傷で75%と、iPhone 18 Pro Maxの67%より高く設定されています。小龍的には、本体を買い替えるのとほとんど変わらない金額が「修理代」として並んでいるため、AppleCare+に入らずにiPhone Duoを持ち歩くのは、全く現実的ではないといえるでしょう。

ところで2TBの574,800円を選ぶ人でも修理代は同じ273,800円です。比率は48%に下がります。高いモデルを買えば少しお得に感じますかね?いやいや、そもそも修理費用が高いですから。。大人しくApple Care+に入ることをお勧めします。そもそも2TBを買うような方はApple Care+のお金をケチることはないでしょう。2台買って1台はプレミアつくまで未使用でとっておくという投資目的なら、別ですが。。

iPhone Duoの日本での予約は明日10月16日21時、発売は10月23日で、当ブログでお伝えした通り13日から購入準備も始まっています。予約の画面でAppleCare+を外すか付けるか迷うなら、この記事の金額を思い出してください。256GBで424,400円、これがAppleCare+込みのiPhone Duoの実質価格です。たっかー!(心の声

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac、MacRumors、気になる、記になる…、すまほダイジェスト、IT之家、iPhone Mania、Apple。円換算は1ドル=158.46円、1元=23.67円で、いずれも三菱UFJ銀行が2026年10月14日に公表した対顧客外国為替相場の仲値TTMです。)

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