9月10日に発表され、昨日9月12日に予約が始まったAppleの新型iPhone【iPhone 6s/iPhone 6s Plus】。
当ブログ過去記事でも触れているように、iPhone 6s/6s PlusはiPhone 6/6 Plusに比べて重くなっているのが少々難点だ。実際、新製品発表スペシャルイベントに行ってiPhone 6sシリーズの現物を触った人や、既に中国深圳に流入している実機を持った人の感想では、iPhone 6sはiPhone 6に比べてやはり手にずっしりくるという印象を持ったという。
Appleの新製品発表スペシャルイベントも終わり、正直殆どリークされていた内容の答え合わせみたいな感じだったiPhone 6s/iPhone 6s Plusのリリース発表。さて小龍茶館としてはマニアックな読者が多いのはわかっているため、個人的にマニアックな気になるところ、特に従来のiPhone 6/6 Plusとの違いや新機能についてまとめてみた。 新型【iPhone 6s/6s Plus】マニアックに気になるところまとめ - 小龍茶館 |
香港の隣、中国深圳には世界最大の電子市場、"華強北市場"がある。その華強北市場に早くもiPhoneの実機が闇で高値で取引されていることは当ブログでもお伝えした。本日その華強北市場でiPhoneの部品卸業者を経営している友人より、iPhone 6sの実機とカスタムシャーシの写真が送られてきた。これは本邦初公開。また、iPhone 6sの本物のロジックボードの写真も送られてきたのでご紹介。 中国深圳華強北に早くも出回る!iPhone 6sの実機とカスタムシャーシ - 小龍茶館 |
実際、iPhone 6sもiPhone 6s PlusもiPhone 6/6 Plusに比べて11%程度の重量増加となったわけだが、なぜそのようになったのだろうか?
iPhone 6/6 PlusとiPhone 6s/6s Plusは、デザインや大きさは殆ど変化がない。では外観デザイン以外に、重量に影響しそうなのは何だろう?考えられるのは以下の2点ではないだろうか。
- シャーシの材質の変更
- 3D Touch(感圧タッチ)機能の追加
さて、テック業界では有名なサイトThe Vergeの本日の記事によると、どうやら2番目が正解のようだ。
iPhone 6sが重くなったのはシャーシの材質の変更によるものではない
iPhone6s/6s Plusのシャーシ素材にはApple Watchと同じく、航空機にも使われる7000系のアルミ合金(金属素材)が採用されており、金属素材の中には亜鉛が含まれていて密度は従来のiPhone 6に使われていた6000系のアルミに比べて強度が高くなっている。しかしシャーシ単体重量はiPhone 6sでは1g、iPhone 6s Plusでは2gしか増えていない。つまりiPhone 6sシリーズの新しい7000系アルミ合金はiPhoneの折れ曲りを防ぐだけではなく、重量の大幅な増加を抑えることができているのだ。
真犯人は、3D Touchだった!
となると、やはりiPhone 6sが重くなった原因の”真犯人”は3D Touchディスプレイということになる。iPhone 6のフロントパネルは12gだったが、iPhone 6sは29gになっていて、なんと部品単位では重量が2倍以上となっている!つまりAppleがiPhone 6sシリーズのフロントパネルの中に感圧センサーのモジュールを追加したことで、ディスプレイ全体が厚くなりぐっと重くなったのだ。
ただ、iPhone 6sはiPhone6よりも14g重くなってはいるが、日常的な使用に問題があるわけではない。ただ、一般人としては重くなるのであればそれはバッテリーの上に使ってもらい、バッテリー持続時間を延ばしてほしかったというのが本音かもしれない。
少々重くなってもPalmoがあれば!
iPhone 6sは多少ずっしりきたとしても日常的な使用に問題があるわけではないが、何もつけずに使っているとテキストサム損傷や腱鞘炎、そして使い方によってはテキストネックというスマートフォンを使うことによって起こるスマホ病とも呼べる現代的な症状に陥りやすい。そしてスマートフォンが大きくなればなるほど、また重くなればなるほどその傾向は強くなるのだ。
実は私も開発に関わっている究極のiPhoneカバー【Palmo(パルモ)】を使うことで、それらの症状を予防することができる。なぜなら、安心・安全に片手での使用が可能になるからだ。詳細は、記事下のPalmoのリンク先へどうぞ!
※iPhone 6s/6s Plusにも、iPhone 6/6用のPalmoをそのままお使いいただくことが可能です。
記事は以上。
(記事情報元:The Verge)