去る2016年9月8日に発表され、次の日の9月9日に予約注文受付開始、そして9月16日から販売が始まる、Appleの新型iPhone【iPhone 7】シリーズ。

そのiPhone 7シリーズで、日本人にとっては非常に目玉機能となったのが、iPhoneとして初めて「Felica」に対応したことで、日本のガラパゴスなモバイルオンラインペイメントに対応したことだ。（しかし新製品発表イベントでは全然盛り上がらなかった。。）

iPhone 7シリーズでFelicaにハードウェア対応しているのは”日本版”モデルのみ

しかしiPhone 7では海外版にはその機能がなく、日本版のみ特殊な型番が割り振られ、ハードウェア的に特殊なNFCが搭載されている。そうなると、私のような人はちょっと困ってしまう。

• 日本に住んでいない、或いは日本の三大キャリアと契約していない
• iPhoneはSIMフリーに限る
• iPhoneは日本版・韓国版はできるだけ避けたい（シャッター音がうるさすぎてしかも脱獄しないと消せない）
• Apple Watchを併用している

さて、こんな条件で日本のSuicaなど、Felica対応のサービスをApple Payで使いたい！となった時に、やはり我慢してでも日本版のiPhone 7シリーズを購入するべきなのだろうか。。

 

iPhone 7を持っていなくても、iPhone 5以降であればApple Watch Series 2でFelicaが使用可能に！

と思っていたら、なんとAppleの公式サイトの、Apple Payの始め方ページにこんな表記が。。

なんと、【iPhone 5以降とペアリングしたApple Watch Series 2】では、交通機関、店舗、アプリケーション内でのApple Payが使用可能になるのだ！！

というわけで、心置きなくiPhone 7は香港版か大陸版を購入予定

そんなわけで、iPhone 7は無理して日本版を買わなくても、Apple Watch Series 2のみ日本版を買えばいいということになる。Apple Watchにはそもそもカメラがついていないし、シャッター音が消せないという日本版独特のマイナス面は存在しない。

私自身は普段からApple Watch（現行版Series 1）を身に付けているので、身に付けることそのものに抵抗はない。

さて私は9月9日に日本版iPhone 7は買ってはみたが、出荷は4〜6週も後だし、他人に譲って、自分は香港版か大陸版を買おうと思う。。笑　そしてApple Watch Series 2も既に日本版を購入済み。

 

Apple Watch Series 2でのタッチは、時計を下に向けなくてもOK？

なお、週刊アスキーのau田中社長のインタビュー「KDDI社長×JR東日本副会長を突撃 弱点のなくなったiPhone 7でどうなるAndroid」で、Apple Watch Series 2では、時計の文字盤面を下にして近づけなくても、上向きでもFelica（Suica）の決済が可能なのだという。これはちょっとびっくり。相当遠距離でも感知するようになっているのだろうか？

自動改札機には、カードを使うにしても「しっかりタッチ」と書いているんだけども。。

記事は以上。