マーケティングリサーチ会社のStrategy Analyticsが発表したウェアラブルデバイスのリサーチレポートによれば、全世界のスマートウォッチの出荷台数は昨年から1年で510%増加し、2014年Q3の100万台から2015年のQ3では610万台となったという。
Apple Watchの全世界スマートウォッチ市場シェアが約74%に
Strategy Analyticsは2015年Q3のApple Watchの出荷台数が450万台になったとみており、市場の約74%のシェアを獲得したとしている。Apple Watchのカバー地域も拡大中で、現在は世界の30カ国にのぼっている。
SAMSUNGはたったの10%に留まるがそれでも2位。。
それに比べスマートウォッチではAppleよりも先駆者だったSAMSUNG(サムスン)のスマートウォッチの出荷台数は60万台で、世界スマートウォッチ市場シェアでは10%に留まり、2番手となっているという。
Strategy Analyticsは、SAMSUNGのGear S2は現在出荷台数が増えており、2015年Q4のクリスマスと年末商戦で市場で健闘が予想されるという。
画蛇添足 One more thing…
そんな世界のスマートウォッチのシェアの4分の3をとったApple Watchだが、いまだにそれほど日本や香港・中国では見かけることが多くないのは気のせいだろうか。。もしみんなが身につけていたら逆に気持ち悪い感じもするが。
それから、中国では非常に安価なスマートウォッチがその辺で売られていて、その生産基地は香港の鶏なり、広東省深圳にある。そして恐らく相当量の輸出もされているとみられる。それらも上記の計算に入っているかどうかは疑問だ。
私自身はApple Watchは通常版の無印バージョン(ステンレス)を買い、最初はミラネーゼループ、そして黒と白のスポーツバンドを買って現在は主に白のスポーツバンドを使っている。
時々着け忘れるのだが、正直特になくても不自由しないのが困ったところだ。とはいえ、やはりiPhone 6s Plusを取り出さなくても通知が見られるのは便利といえば便利。あとはアクティビティは毎日着けていないとなんとなく不健康になった気がする。まあ心理的な作用だと思うが。。
ということで、Apple Watchがまだまだどれだけの人の心を掴んでいるかわからないが、いずれにせよiPhoneほどのヒットはしていないのは事実。来年末頃にリリースされるという第2世代がどのようになるのか、今から楽しみではある。
記事は以上。
(記事情報元:iFanr)