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Apple、iOS 13.6.1/iPad 13.6.1/macOS 10.15.6追加アップデートをリリース。バグの修正がメイン

Appleは日本時間本日2020年8月13日未明(午前2時頃)に、iPhone用OS、iOS 13.6.1及びiPad用OS、iPadOS 13.6.1をリリースしました。iOS 13としては通算13個目のバージョンアップです。一つ前のバージョン、iOS/iPadOS 13.6(13.6.0)から1ヶ月弱でのリリースとなり、頻繁なアップデートを繰り返してきたiOS/iPad 13のうち、1つ前の13.6はまあまあ長く持ったバージョンとなりました。

今回のアップデートでは、小数点2桁アップデートだけあって、バグの修正のみとなっています。

iOS 13.6.1アップデートの内容・修正点、リリースノート

AppleはiOS 13.6.1のアップデートのリリースノートで以下のように記しています。

iOS 13.6.1には、iPhoneで発生していたバグの修正が含まれます。

  • 空き領域が少ない場合に、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されない可能性がある問題に対処
  • 一部のディスプレイの色が緑がかって表示される原因となっていた温度管理の問題を修正
  • 一部のユーザで接触通知が無効になることがある問題を修正

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/kb/HT201222

iPadOS 13.6.1 アップデートの内容・修正点、リリースノート

AppleはiPadOS 13.6.1のアップデートのリリースノートで以下のように記しています。

iPadOS 13.6.1には、iPadで発生していたバグの修正が含まれます。

  • 空き領域が少ない場合に、不要なシステムデータファイルが自動的に削除されない可能性がある問題に対処

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/kb/HT201222

iOS/iPadOS 13.6.1の主な変更点

全てバグの修正ではありますが、最も注目すべき点はここかと思います。

これは、もしかしたら空き容量が少ないときにアップデートするとエラー14が発生してリンゴループに陥り、データが救出できなくなる問題に対処したものかもしれません。当ブログでもSTOP!リンゴループ活動に賛同していました。現在、状況を確認中です。ただ、この問題は「アップデート」の際に発生するので、アップデート元のiOSバージョンが13.5.1或いは13.6の場合はやはり発生してしまう可能性があります。いずれにせよ、容量が少ないまま使用するのは避け、容量の大きい動画や写真などのデータはできるだけ外部のiCloudをはじめとするクラウドやその他のストレージに保存するようにした方がよいと思われます。

それ以外にもバグやセキュリティ修正などが多く行われた小数点2桁アップデートなので、iOSもiPadOSもアップデートをしておくことをお勧めします。

アップデートはOTAで可能

iOS 13.6.1やiPadOS 13.6.1へのアップデートは、端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは小数点2桁アップデートのため、かなり小さく抑えられています(100〜200MB程度)。

アップデートにかかる時間はデバイスやネットワーク環境などによって変わりますが、アップデート実行中には作業ができなくなるので、できるだけ時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール(アップデート)指示をしておくことですね。

他のOSもアップデート

他にも、以下のOSが同様のセキュリティ問題の修正でアップデートされています。

iPhone 11シリーズ/iPhone SE 2用を含む、iOS 13.6.1/iPad 13.6.1オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから

最新の【iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max/iPhone SE 2】用も含め、iOS/iPadOS 13.6.1のファームウェア(OFW)のダウンロードリンクはこちらです(順次アップデート予定)。

基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。

記事は以上です。

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