米Apple社は本日、第29回世界開発者会議(WWDC2018)を現地時間6月4日月曜日(日本時間6月5日午前2時)に開幕することを発表しました。WWDCは6月8日金曜日まで4日間に渡って開催され、会場は前回と同様カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー(McEnery)コンベンションセンターにて行われます。
デベロッパは本日からApple公式サイトで参加登録が可能となり、3月22日木曜日午前10時(パシフィックタイム)まで参加受付を開放するとされています。ただこれまでの例を見ると、参加人数に制限があるため、Appleは今年も抽選方式でWWDCに参加できる人数を絞ると思われます。
WWDC2018のチケット代は1599米ドル(約17万円!)で、デベロッパはパシフィックタイム2018年3月13日午前10時までに、ADP(Apple Developer Program)或いは企業向けデベロッパプログラムのメンバーになっていなければなりません。そして抽選に当たったデベロッパは、3月23日の午後5時までに通知を受け取る、となっています。
AppleはWWDC2018の基調講演で新しいOSシリーズを発表するものとみられ、またハードウェアもいくつかリリース発表をするものと思われます。今年のWWDCでは、iOS 12、macOS 10.14、tvOS 12、watchOS 5、そしてHomePodに関しての新機能が発表されるのではないかと思われます。ただし、ソフトウェアに関しては、Appleは今年はバグの修正やセキュリティ性能を高めることに専念するとしていて、目立った新機能はない可能性が高いといえます。
またハードウェアとしては、MacBook Air 13インチのRetinaディスプレイモデルか、Face ID搭載のiPad Proが発表されるのではないかとも噂されています。
AppleがマッケナリーコンベンションセンターでWWDCを開催するのは今年で2年目となります。これまでWWDCはサンフランシスコのモスコーンセンター(Moscone Center)で開かれるのが恒例でしたが、昨年から2年連続でマッケナリーコンベンションセンターで開かれるようになったことから、今後もこの場所で開催されるのは変わらないかもしれません。
AppleはWWDCに参加できない各地のApple愛好者のために、iPhone・iPadやApple TV用にWWDCアプリをリリースし、現場の生中継を行う予定としています。当ブログでも当日発表される内容については追っていきたいと思います。
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