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Apple、最大8コアを搭載の新型MacBook Proをリリース

Appleは本日未明、最大8コアの第8・9世代のインテル(Intel)Coreプロセッサを選択可能な新型「MacBook Pro」シリーズの販売を開始しました。

新型「MacBook Pro」では、「MacBook Pro」としては初めて8コアのプロセッサが選択可能となっていて、8コアモデルはクアッドコア(4コア)仕様のMacBook Proに対しては最大2倍、6コア仕様のMacBook Proに対しては40パーセント高速な処理能力を発揮し、Macのノートブック型コンピュータとしては過去最速となっています。

15インチMacBook Proは従来よりも更に高速な6コアまたは8コアのIntel Coreプロセッサを搭載可能で、最高性能の8コア Core i9 2.4GHzでははターボブースト(Turbo Boost)時の速度は最大5.0GHzに達し、また13インチMacBook Proでは、より高速なクアッドコアプロセッサを搭載し、Turbo Boost時の速度は最大4.7GHzに達します。

店舗で販売しているUltimateモデルでは、13インチMacBook Proは319,800円(税別)となります。

また、今回新しく販売されたMacBook Proでは新しいバタフライキーボードが採用されていて、より静かなタイピングが可能になっているということです。

ただ、本日Appleによって更新された「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」では、新しいMacBook Proのキーボードも無償修理の対象となっており、根本的な問題解決には至っていないようです。ちょっと残念ですね。今回のキーボード修理プログラムの無償修理対象は以下の機種となります。

その他のSSDの性能やメモリの性能などが向上しているかについては現時点では不明ですが、今後詳細なベンチマークスコアなどでそのあたりが明らかになってくるかと思います。

ただ、MacBook Proの新規または買い替えで購入したい人は、2020年か2021年以降のAppleによるARMベースの独自開発チップが搭載されたモデルが発売されるまで待った方がいいかもしれません。CPUの速度は、ここ数年のモデルでもうほぼどんなものを動かしても満足いくレベルになっているかと思います。強力なGPUが欲しい方は15インチMacBook ProのGPUでも事足りることはないと思われるので外付けeGPUが必須でしょうし、そもそも本当のプロユーザはMacBook Proでは物足りずiMac Proなどを使っているかと思いますので、MacBook ProのCPUの多少のアップデートはそこまでの意味はないのかもしれません。それに個人的には、インテルのロードマップや実際のリリース時期に踊らされるのはどうかと思います。

個人的には、2018年秋モデルのUltimateモデルをApple Store銀座の店舗で1月に買ったばかりでちょっと悔しいですが、正直今持っているMacBook Proで殆ど何も不満がないので(トラックパッドがでかすぎて誤操作するくらい)、最新のを購入し直して最高性能を手に入れる必要はないかと思っています。少し型落ちでもMacBook Proなら普段使いであれば十分すぎるほどいい性能を発揮してくれるでしょう。

記事は以上です。

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