昨日のブログ記事でお伝えしたとおり、本日からAppleはモバイル決済サービスApple Payのサービスをイタリアで正式開始した。イタリアのユーザはクレジットカードまたは銀行デビットカードをApple Pay(ウォレット)に追加し、アプリ内・オンライン・オフライン購入に使用することができるようになった。
今のところ、イタリアでApple Payをサポートする銀行・金融機関は3つ
現在のところ、イタリアのApple Payは3つの金融機関がサポートしている。Boon、Carrefour Banca、そしてUniCreditの3つだ。また更にこれらの金融機関のMasterCardとVisaブランドのクレジットカードも対応している。
既に事前に情報が漏れていたイタリアでのApple Payデビュー
Apple Payのイタリア進出については既にこれまで情報があったため、驚くほどのことでもない。特に今年2月、Appleが公開したApple Payに関する文書の中でイタリアが間もなくオンラインすることが暴露されていたからだ。
ドイツでのデビューも時間の問題か、更に版図を広げるApple Pay
Appleは現在、Apple Payをアジアとヨーロッパで更に多くの国に広げようとしている。最近の情報では、更にApple Payは今年冬にはドイツにも進出予定という。ただ、Appleとドイツの銀行等金融機関との交渉が難航を極めているようだ。とはいえ、ドイツでのApple Payのデビューも時間の問題といえそうだ。経済が低迷するヨーロッパ(EU)の中では唯一調子のいいドイツでApple Payがデビューすれば、サービス業務の売上の向上も期待できる。Appleの株価は更にあがりそうだ。
中国では大苦戦のApple Payだが、その他の国ではそれなりに受け容れられているApple Pay。今後もその版図を広げていくことになりそうだ。
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(記事情報元:9to5Mac)