Apple(アップル)iPhone6とiPhone6 Plusが中国大陸で遅めの正式販売が開始されてから既に1ヶ月以上経ったが、その売上台数については謎のまま。なぜならAppleもキャリアもiPhone6/6 Plusの中国大陸地区での売上台数を公開していないからだ。そんな時には、アナリストたちの分析が役に立ってくる。以下は中国のメディアcnBetaの記事より。
アナリストによれば、キャリアが公表している別の情報からiPhone6/6 Plusの売上台数を予測することができるという。
2014年10月末に、中国大陸の携帯電話ユーザ数は12.82億を突破し、そのうち43.6%が3G及び4G(LTE)ユーザだった(逆に言えば残りの56.4%がまだ2Gユーザだということだ)。中国三大キャリアの中でも最大のチャイナモバイル(China Mobile、以下中国移動)は先月、自社のユーザ数が8億140万人であることを公表した。そして4Gユーザの数は5,445万人で、9月の4Gユーザ数は4,095万人だった。ということは、2014年10月の1ヶ月だけで、中国移動の4Gユーザは1,350万人増えたことになる。そして中国移動の4G携帯のうち、半分以上がiPhone6/6 Plusであるといわれている。
上記の数字を元にアナリストが予測したiPhone6/6 Plusの中国地区の2014年10月の売上台数は700万台としている。しかもこれは中国移動一社のみの数字だ。中国産大キャリアの残りのチャイナユニコム(China Unicom、中国聯通)やチャイナテレコム(China Telecom、中国電信)の規模からみれば、この中国三大キャリアの数量を全て足すと、2014年10月の売上は1,200万台ほどではないかと予測される。
当然、iPhone6/6 Plusの中国大陸地区での売上台数は上記の三大キャリアだけにとどまらず、Appleのオンラインストアや実店舗、そしてApple公式リセラーなどでも契約フリーの端末も考慮にいれるべきだが、アナリストはこの全体の数値についてはまだ統計を行っていないようだ。
ちなみに、iPhone6/6 Plusが中国大陸で正式に販売される前に、予約台数だけでも2,000万台を超えたという中国国内メディアのニュースもあった。また、中国では中国大陸正式版以外にも、いわゆる「水貨(水货、shui huo)」と呼ばれる関税が支払われずに持ち込まれた密輸品(並行輸入品)も存在する。水貨は主に持ち込みが陸路で可能なお隣の香港版や、円安の影響で価格が世界一安かった日本版SIMフリーが人気だ。全体でどのくらい売れたかは今のところ未知数だが、Appleとしては中国大陸での売上台数は直接株価に響くため、販促には躍起になっているだろう。
記事は以上。
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